最適な形にする
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、注射剤、軟膏剤など、患者さんにとっての最適な形を検討します。
薬として安定した状態を長く保てるようにすることや、 使いやすく確実に効果を発揮する形を研究していきます(製剤・処方検討)。薬の特性、患者さんの症状や生活面などさまざまなことを考えながら、安定性と使いやすさのバランスをとることが大切です。
また、発売後の薬の改善も行っています。痛い注射を痛くないようにするなど、痛みや不快感を解消したり、患者さんが間違えないで、しかも簡単に使える容器にしたり、素材をガラスからプラスチックに変えて廃棄しやすくしたりなど、患者さんや医療関係者の立場に立って検討しています。
さらに、工場での大量生産も考え、安全に効率よくつくっていく最良の方法も検討し(スケールアップ検討)、繰り返し同じ品質のものを確実につくれるようにするための確認を行います(プロセスバリデーション)。
その後、薬はさまざまな申請を経て工場で生産され、患者さんのもとへ届きます。
くすりの研究所
新しいくすりができるまで最適な形にする
step3 「くすりとして仕上げる」
最適な形にする
患者さんにとって使いやすい薬にするために…
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、注射剤、軟膏剤など、患者さんにとっての最適な形を検討します。
薬として安定した状態を長く保てるようにすることや、 使いやすく確実に効果を発揮する形を研究していきます(製剤・処方検討)。薬の特性、患者さんの症状や生活面などさまざまなことを考えながら、安定性と使いやすさのバランスをとることが大切です。
また、発売後の薬の改善も行っています。痛い注射を痛くないようにするなど、痛みや不快感を解消したり、患者さんが間違えないで、しかも簡単に使える容器にしたり、素材をガラスからプラスチックに変えて廃棄しやすくしたりなど、患者さんや医療関係者の立場に立って検討しています。
さらに、工場での大量生産も考え、安全に効率よくつくっていく最良の方法も検討し(スケールアップ検討)、繰り返し同じ品質のものを確実につくれるようにするための確認を行います(プロセスバリデーション)。
その後、薬はさまざまな申請を経て工場で生産され、患者さんのもとへ届きます。
発売された後も改良のための研究が続いているんですね。
例えば注射剤の場合、病院でしか使えなかったものを患者さん自身が使えるように改良されれば通院の回数を減らすこともできます。
薬を改良することによって患者さんの生活の質(QOL)の向上にも役立っているんですよ。