くすりとして仕上げる人たち

チームの力が壁を乗り越える突破口になる。つくり方を決める(バイオの薬)

チームの力が壁を乗り越える突破口になる。

つくり方を決める人
(バイオの薬)

Q.どのような仕事をしているのですか?

バイオの薬の製造法の検討をしています。細胞株を効率的に増やしていくための方法や、きれいな原薬にする方法などを研究しています。

Q.苦労や工夫について教えてください。

仕事をしていると壁にぶちあたることもあります。まったく予想外の結果が得られたり、なかなか量が増えなかったり・・・。そういう時に評価のところで出たデータや、チーム内での違った視点からの意見を聞くことで突破口になることがあります。チームで仕事をしていて良かったといつも思います。

患者さんたちが元気になる日が近づくために。評価をする

患者さんたちが元気になる日が近づくために。

評価をする人

Q.どのような仕事をしているのですか?

原薬や製剤の評価を行っています。正しくつくれているか、不純物がはいっていないか、安定性はどうかなどを確認するための実験をしています。 薬としての最終段階の確認です。

Q.仕事のやりがいは?

品質や安定性を保障するという仕事を通して、患者さんが元気になる、笑顔になる日が近づくといいなと思っています。このような仕事に携われることが喜びです。

患者さんの笑顔につながることが原動力です。最適な形にする(バイオの薬)

患者さんの笑顔につながることが原動力です。

最適な形にする人
(バイオの薬)

Q.どのような仕事をしているのですか?

バイオの薬の製剤研究をしています。安定性を保ちながら、使いやすい薬の形を検討しています。たとえば、凍結乾燥製剤(粉状)は長期間保存できますが、注射をする時に一度溶かす必要があります。シリンジ製剤(注射器の形になっている)は便利ですが、安定性を保つ配慮が重要です。このように、それぞれの特性を考えながらベストなバランスをとっていきます。

Q.仕事のやりがいは?

薬として最適な形にする部門なので、いつも患者さんとの接点をイメージしながらやっています。患者さんの笑顔につながることが仕事の原動力になっています。また、発売後の薬をさらに改善することによって患者さんの新たな利益につながります。一人ではできない仕事が多いので、チーム一丸となってひとつのゴールを目指しています。そのなかで、知識や信頼を得るということも大きなやりがいのひとつです。

研究者たちが安心して研究に取り組むために。全体のコーディネーション

研究者たちが安心して研究に取り組むために。

全体のコーディネーションをする人

Q.どのような仕事をしているのですか?

仕上げの段階のコーディネーションをやっています。スケジュールを決め、各部門との調整をしています。さまざまな部署や仕事が関係するため、どうしても途中でスケジュールがずれてきます。工場など外部との連携も常に図りながら、それぞれの研究者が安心して研究に取り組めるように、全体をみながら時間の管理をしています。

Q.仕事のやりがいは?

チームで確認しあうことで、ヒントをもらったり、協力を得ながらみんなで進めています。うまくいかないことを乗り越えた時や、先が見えたときにすごく喜びを感じます。