バイオのくすり工場

バイオのくすり【原薬製造工程】バイオのくすりの原薬ができるまでを紹介します。

  • 【1】種細胞培養
  • 【2】生産培養
  • 【3】細胞分離
  • 【4】精製
  • 【5】濃縮
  • 【6】分注
【1】種細胞培養(たねさいぼうばいよう)

バイオのくすりの原薬製造工程を紹介します。
種細胞はワーキングセルバンクと呼ばれ、厳重な管理のもとに凍結保管されています。

スピナーフラスコ

バイオの薬は、種細胞を使って細胞を増やしていくことから始まります。

種細胞を細胞培養用の培地(育てるところ)に融解し、スピナーフラスコと呼ばれる細胞培養機中で培養を開始します。

段階的に容器やタンクの大きさを大きくして細胞の数を増やしていきます。無菌的に取り扱わなければならず、細心の注意が必要です。

こで行われているのは・・・細胞を培養→ふやす→もっとふやす

【2】生産培養(せいさんばいよう)
大型培養槽(1万リットル)、培地専用コンテナ

1万リットルの大型培養槽でさらに培養を行い、増殖した細胞が原薬の生産を行います。種細胞の培養開始から、ここまでで1カ月程度かかります。

細胞を増殖させるためには、細胞の栄養源となる培地が重要な役割を果たしています。

大型の培養槽用の培地調製には専用のコンテナを用い、秤量された培地をタンク内に投入します。

その後無菌ろ過フィルターでろ過された培地は培養槽に送られます。

それぞれの培養槽では培養液の温度、pH溶存酸素濃度など厳しい管理のもと、細胞の生育に最適な環境を維持しています。

工場見学の前に
【3】細胞分離(さいぼうぶんり)
くすりの工場

バイオのくすり工場原薬製造工程

バイオのくすり【原薬製造工程】

バイオのくすりの原薬ができるまでを紹介します。

①種細胞培養(たねさいぼうばいよう)

トシリズマブの原薬製造工程を紹介します。種細胞はワーキングセルバンクと呼ばれ、厳重な管理のもとに凍結保管されています。

スピナーフラスコ
容器

バイオの薬は、種細胞を使って細胞を増やしていくことから始まります。

種細胞を細胞培養用の培地(育てるところ)に融解し、スピナーフラスコと呼ばれる細胞培養機中で培養を開始します。

段階的に容器やタンクの大きさを大きくして細胞の数を増やしていきます。無菌的に取り扱わなければならず、細心の注意が必要です。

ここで行われているのは・・・「細胞を培養→ふやす→もっとふやす」

②生産培養(せいさんばいよう)

大型培養槽(1万リットル)
培地専用コンテナ
管理の様子

1万リットルの大型培養槽でさらに培養を行い、増殖した細胞が原薬の生産を行います。種細胞の培養開始から、ここまでで1カ月程度かかります。

細胞を増殖させるためには、細胞の栄養源となる培地が重要な役割を果たしています。

大型の培養槽用の培地調製には専用のコンテナを用い、秤量された培地をタンク内に投入します。

その後無菌ろ過フィルターでろ過された培地は培養槽に送られます。

それぞれの培養槽では培養液の温度、pH溶存酸素濃度など厳しい管理のもと、細胞の生育に最適な環境を維持しています。

  • Facebookのシェア(別ウィンドウで開く)
  • ポストする(別ウィンドウで開く)
  • Lineで送る(別ウィンドウで開く)
  • メールする(メールソフトを起動します)
トップに戻る