原薬製造・固形剤のくすり工場



まず、厳しい試験をクリアした数種類の原料をパイプラインを通して反応釜に入れます。
反応釜の中では、原料を混ぜ合わせます。熱を加えたり冷やしたりながら化学反応をさせ、化合物を造ります。
化合物には色がついているので、活性炭などにより脱色し、ろ過します。




化合物を冷却し、結晶化させます。
結晶の形や大きさが常に同じになるように温度や時間、かき混ぜる速さなどの条件を厳しく管理しています。



遠心分離機に結晶が含まれた晶析液を入れます。
高速で回転させることで、余分な液体を分離し、結晶だけを取り出します。


原薬製造・固形剤のくすり工場
固形剤のくすり【原薬製造工程】
錠剤やカプセル剤など、固形剤の原薬(有効成分)ができるまでの工程を紹介します。
①反応(はんのう)

まず、厳しい試験をクリアした数種類の原料をパイプラインを通して反応釜に入れます。
反応釜の中では、原料を混ぜ合わせます。熱を加えたり冷やしたりながら化学反応をさせ、化合物を造ります。
化合物には色がついているので、活性炭などにより脱色し、ろ過します。

②晶析(しょうせき)

化合物を冷却し、結晶化させます。
結晶の形や大きさが常に同じになるように温度や時間、かき混ぜる速さなどの条件を厳しく管理しています。
③分離(ぶんり)

遠心分離機に結晶が含まれた晶析液を入れます。
高速で回転させることで、余分な液体を分離し、結晶だけを取り出します。