安心・安全のために

安心・安全なくすり造りのために
さまざまな規定や技術が採用されています。

目次

原料の保管、品質検査、工程管理、保管など細部にわたってGMPによる厳しい規定をクリアしています。安全に、品質の高い薬をつくるために管理されています。

工場では、そこで働く人や周囲の安全も守られています。

外からチリ、ホコリなどを工場内に持ち込まないためにも厳しいシステムがあります。また、製造設備から薬の成分などが漏れない工夫もされています。

わずかな量でも効果がある薬は、人に強い作用をもたらすということです。そのため封じ込めの技術が使われています。

グローブボックス内での作業

作業する人が薬の成分などに直接触れないよう、空気圧が調整された特別な箱の中でグローブを使って作業を行います。

グローブボックス
高性能フィルター

製造室の空気圧

ボックスのある部屋だけでなく、製造室の空気圧が調整されていて、万が一製造設備内から薬の成分が漏れたとしても製造室内で封じ込め、外に漏れないようになっています。同時に外部からのチリ、ホコリなどの流入も封じられています。

製造室の空気の流れ

工場では、地震に備えて建物に最新鋭の免震構造を採用しています。
建物全体が免震装置の上に建っていて、地震の衝撃を吸収し建物の変形や破損、内部の設備の破損などの被害を防止します。

地震時安全対策
一般構造の建物と免震構造の建物の違い

地震が起きた時、(1)働く人と周囲の人の安全を守ること、(2)薬を必要とする人のために生産を続けること。このふたつの維持活動を支えてくれるのが免震構造です。