
ガバナンス
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プライバシー保護とデジタル
テクノロジーの責任ある利活用 -
コーポレートガバナンスと
ステークホルダーエンゲージメント - 倫理、コンプライアンスとリスクマネジメント
基本的な考え方
適切な情報開示と徹底したリスク管理により企業責任を果たす
中外製薬は、ロシュ・グループの一員でありながら、独立した上場企業として経営の自主性・独立性を確保するというユニークなビジネスモデルのもと、ミッション実現に向けイノベーションを重視した経営を推し進めています。
企業価値を高めるためには体制や仕組みだけではなく、その実効性向上が重要との認識のもと、コーポレート・ガバナンスの継続的な検討・改善に取り組んでいます。
また、適切な情報開示を行い市場からの信頼確保に努めるとともに、個人情報を含め、企業が保有するあらゆる情報に対し、社内・社外の両面からリスク管理を徹底し、企業責任を果たしてまいります。
取り組み
リスク管理
中外製薬は、事業活動に係るあらゆるリスクを可視化しERMのフレームワークを導入しています。リスクアペタイトステートメントに基づき、戦略からオペレーションに至るまでのリスクを特定し、計画のもとに対応し、評価・報告を行なっています。
また効率的なリスクマネジメントのためにITシステムを活用した独自システムを構築。情報を一元管理し、効率的なモニタリングを実現しています。
ステークホルダーとの対話
中外製薬では、経営の基本方針で掲げる「当社と社会の共有価値の創造」に向け、株主・投資家をはじめとするマルチステークホルダーとの対話が不可欠だと考えています。
ITセキュリティ・情報管理
DX推進にはデータ漏えい、知財侵害・プライバシー侵害等のリスク対応が不可欠です。サイバーセキュリティ先進企業になるため、「CHUGAI CYBER SECURITY VISION 2030」を策定。 「組織運営」「人・文化」「技術」の3つの観点においてITセキュリティ・情報管理へ取り組んでいます。