生産技術

製薬機能では、⾃社創製品やロシュ導⼊品などの製品化から、これらの製品の安定供給の役割を担っています。継続的な技術進化や、サプライチェーンの維持・強化に注⼒し、患者さんや医療関係者の信頼に応えるトップイノベーターを⽬指しています。

フレキシビリティとスピードの向上

中外製薬では、製薬機能における「⾼速上市と複数同時開発」の実現を⽬指しています。具体的には、浮間⼯場において、シングルユースと呼ばれる1回使い切りのプラスチックバッグを培養槽として活⽤し稼働率を⾶躍的に向上させているほか、次世代抗体エンジニアリング技術を⽤いた開発品に備えて、少量多品種に対応した後期開発から初期商業⽤の抗体原薬⽣産プラント「UK3」のフル稼働を開始しました。また宇都宮⼯場では、形態が異なる注射剤シリンジであってもラインの変更や改造を⾏うことなく薬液の充填が可能なトレイフィラーと呼ばれる設備を導⼊し、⽣産のフレキシビリティを⾼めています。

抗体原薬⽣産:設備ポートフォリオ

デジタルトランスフォーメーション(DX)による製薬機能の進化

中外製薬では、自社創薬の加速と環境変化への機動的な対応に向け、デジタルプラント実現に向けた取り組みを始めました。「デジタルで生産業務を変革し、生産性を高めて人財を高付加価値化する」をコンセプトに、日本IBM社と協働し、人とオペレーションのデータ連携・最適化を図ります。

⼈に着⽬したDXにより「デジタルプラント」を実現することで、⽣産性向上、信頼性向上、働き⽅変⾰を推進します。浮間⼯場のUK3をモデルケースとして先⾏実施し、将来的には他拠点への展開を予定しています。

サプライチェーンマネジメントの進化

原材料を安定的に調達するために、供給元に由来する供給リスクや価格リスクを回避することが重要です。そのために、最終製品の⽣産拠点のグローバル化および2拠点化と並⾏して、原材料・中間製品の調達先のグローバル化および2拠点化も推進しています。

品質保証の徹底

近年では、製品供給プロセスの複雑化や、画期的新薬の早期上市を⽀援する迅速審査制度の導⼊による開発の⾼速化への対応など、品質保証機能の多様化が進んでいます。これらを踏まえ、中外製薬ではより厳格かつ⾼⽔準な品質保証の推進を⽬的に、GMP*1管理の統括機能の維持・強化に努めています。その⼀環として、グローバルレベルの医薬品品質システムの構築および運⽤を推進しています。

  • *1 医薬品の製造管理および品質管理に関する基準(Good Manufacturing Practice
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研究・開発

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