ステークホルダーと共有する価値

患者さんを中心とする医療の中で、中外製薬はそれぞれのステークホルダーと価値を共有しながら、「高度で持続可能な医療の実現」に向け、その仕組み自体にも貢献していくべきだと考えています。
それぞれのステークホルダーとどのような価値を共有していくかを紹介します。

共有する価値について

ステークホルダーと重要課題(マテリアリティ)の関係を示した図。「患者さんとそのご家族」を中心に、各ステークホルダーが周りを取り囲んでいる図。

患者さん、ご家族

患者さんにとっては、高い薬剤効果や安全性だけでなく、QOLや自分の価値観に合致した治療を受けられる、すなわち一人ひとりの患者さんが本当の価値を得られること、また、患者さんのご家族も治療や介護にかかるさまざまな負担を軽減できることが重要です。

医療従事者、医療機関

医療を提供する医療従事者にとっては、適切な疾患コントロールができ、治療選択肢が広がることが価値となると考えられます。医療の保険制度や認可制度を構築する保険者や規制当局は、患者さんや社会が真の価値を享受できる適正な支出と持続的な医療財政が必要です。

国、地域、Payer・規制当局

行政の側面で考えれば、患者さんが暮らす地域では、それぞれの医療提供体制に即した地域医療が充実することが重要です。国にとっては、医療財政の改善がなされることだけでなく、ヘルスケア産業が成長産業として発展していくことが大きな価値となるはずです。

大学、研究企業・機関、医療機器メーカー、ヘルスケア企業、サプライヤー、医薬品卸など

中外製薬と協働する、大学や研究企業・機関をはじめ、提携企業、サプライヤー、医薬品卸などは、次世代の医療の仕組み構築に向けて、ともにイノベーションを起こし、付加価値を高めることがそれぞれの持続的な成長につながります。

株主、投資家

医療・ヘルスケア産業に投資する株主・投資家の皆さまは、連続的なイノベーションを通じた付加価値向上の利得を共有できることとなります。

社員

「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」という、社会から解決が期待される課題に直結した取り組みを進める社員は、働きがいや生きがいを創出し、自身の能力を高める機会を得ることになります。

中外製薬は、こうしたさまざまなステークホルダーと、単なる協働を超えた、価値の共有を果たしていくことこそ、「高度で持続可能な医療の実現」の近道であると考えています。

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共有価値の創造

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