キャリア支援
中外製薬キャリア支援の目指す姿

主体的にキャリアを描き、挑戦する社員を増やす
「TOP I 2030」の実現に向けて、自律型人財の育成には特に力を入れて取り組んでいます。
2012年にキャリア開発の仕組みを刷新して以降、「自律と互いの成長に向けて一人ひとりが自分の価値に気づき育む機会を大切にする」というキャリアポリシーに基づいて、自律的なキャリア開発を推進してきました。
2025年1月から導入する新人事制度ではジョブ型雇用を一般社員にも導入し、早い段階からキャリアを考え、将来の目指す姿に向けて必要な能力やスキルを学ぶ機会を会社として提供していきます。
その他にも、年代に応じたキャリアデザイン研修の開催、キャリア相談室の設置など、社員の自律的なキャリア形成を支援するためのさまざまな仕掛けを整備しています。
キャリアを「描く・磨く」ためのステップ
社員が自身の力を最大限に発揮し、挑戦によって成長しつづけるために、キャリアを描き、将来の目指す姿は何かを意識し、実行できる環境を整えるなどの支援を行っています。

キャリアを「描く・磨く」ための具体的取り組み
キャリア開発の基本サイクル
キャリア申告制度を軸として、自己の再認識、実践、振り返りサイクル(個を「描く・磨く」)を繰り返していくことを、キャリア開発の基本サイクルと位置付けています。
<キャリア申告制度>
社員が仕事に関する希望や将来のキャリアなどについて会社に申告することができる制度。
この申告内容をもとに、上司とキャリアについて対話しています。
個を描く:気づき、考え、語る場
自己理解を深め、キャリアについて考える場として、各種研修を実施しています。
キャリア開発研修
新人研修や階層別研修を通じて自身のキャリアについて考え、期待される役割について確認しながらキャリアの方向性について理解を深めていきます。
キャリアデザインプログラム
入社してから10年に1度のペースでキャリアの棚卸し(定期診断)をし、自己理解を深め、自分自身のこれからのキャリアを描く機会として受講できるプログラムです。各年代、環境に合わせた研修を行っています。
キャリア相談での個別サポートやウェブサイトでの情報提供を行っています。
キャリア相談室
社員の描いている目指す姿を実現するために、相談員が伴走しながらキャリア形成に関する情報提供や能力開発のヒントの提供などの支援を行っています。2007年の開設から2024年末までの来談者数は約1600名となっています。
キャリアWeb
キャリアを考える際の情報提供やキャリアを実現するために必要なスキルや知識など、社員のキャリア形成を支援するウェブサイトを開設しています。
個を磨く:さらなる成長に向けた機会
さまざまな機会を通じて、さらなる成長を促しています。
I-learning・自己変革支援プログラム「SIP」
自分自身による能力開発を目的とし、通信教育コースの紹介や外部プログラムの受講支援を行っています。
社内インターン・社内副業
社内の他部署を経験することで自身の成長に向けて自らを磨き、自らキャリアを開発する機会を提供する制度です。
社外での兼業・副業
企業の枠を超えて社外の人と共に働くことを認めており、スキルの獲得や新たな価値観・人脈の形成ができるため、自身を成長することができます。キャリア開発と大きくかかわるライフイベントやネクストキャリアについて、制度や仕組みの充実を図っています。
フレキシブルキャリア休職制度
キャリアを断絶することなく、会社で活かせる専門性を獲得するための留学・留職・資格取得目的の休職、ならびに配偶者の海外赴任・留学への同行で知見を広め、その後のキャリアに活かすための休職を取得することができます。
アルムナイ制度
退職者のネットワークを通じて、会社とゆるやかに繋がりを持ちつつ、相互にマッチングすれば再雇用も可能とする制度です。
社外公募制度
自ら活躍の場を求める社員を対象に、一定期間の給与水準の保障を前提に、ビジネス人的交流において継続的にWin-Winの関係を維持できる社外の公募先への出向・転籍を可能とする制度です。
キャリアチェンジ支援制度
一定の年齢および勤務年数を経過した社員を対象に、本人の希望により定年前に退職を選択し、ネクストキャリアへ円滑に移行できるよう支援する制度です。