他社との比較でわかる中外製薬

国内医療用医薬品売上高(薬価ベース)

中外製薬は、自社創製品の売上拡大や、ロシュ社から導入した新製品の好調な市場浸透により、薬価ベースで5,000億円を突破(前年比+1.9%)。国内第3位に(2022年1-12月)

  • ロシュ社との戦略的アライアンスにより、画期的なロシュ導入品を効率的に国内で独占販売できることから、安定的な収益基盤を構築しています
  • 自社創製品のアクテムラ®️、アレセンサ®️、ヘムライブラ®️に加え、2020年に発売したエンスプリング®も順調に売上を伸ばしています。ロシュ社から導入し、2021年に発売した新製品のポライビー®️やエブリスディ®️の順調な市場浸透および、主力品であるテセントリク®の適応拡大による好調な推移も売上収益増加の主要因となっています
中外製薬は2022年度で国内医療用医薬品売上高で3位、A社は1位、B社は2位、C社は4位、D社は5位にランクしています。

売上高経費率

中外製薬の経費率は、国内の同業他社と比較して低い水準を継続的に維持

  • ロシュ社からの導入品増加による売上原価率の上昇を見据え、コスト削減施策の徹底により、世界の大手製薬企業と比較しても遜色ない経費率を実現しています
  • 基本方針として、経費の伸び率を売上収益の伸び率の範囲内に抑えるようにしています
中外製薬の2022年度の売上高経費率は、19.9%、C社は72.3%、B社は62.1%、A社は56.9%、D社は業績を公表しておりません。

売上高営業利益率

中外製薬の営業利益率は、自社創製品の国内外での成長により上昇

  • ロシュ導入品を国内で販売する一方、ロシュ社への導出により、原価率の低い自社創製品をグローバル市場に展開し、成長を牽引する収益基盤とすることができます
  • 製品別売上構成比の変化等により原価率が上昇したものの、経費率が大幅に低下したことも寄与し、前年比で0.1%ポイント上昇しました
中外製薬の2022年度の営業利益率は、42.3%、A社は12.2%、B社は9.4%、C社は8.8%、D社は業績を公表しておりません。
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