患者さんへの価値に対する考え方

中外製薬は革新的な医薬品とサービスの提供を通じて世界の医療と健康に貢献することを目指していますが、まさにその中心となるのは患者さんです。ここでは、患者さんに届けられる価値や、その価値創出が可能となる背景について、中外製薬の考え方を紹介します。

革新的医薬品を継続的に創出する価値

病気で苦しむ患者さんは、世界中に数多くいらっしゃいます。
一方で、技術や医療の発展により、難病と言われる疾患の治療に対しても、従来とは異なる効果が期待できるようになってきました。
そこで、中外製薬では、革新的な医薬品を通じて、これまでにない治療効果や治癒を目指すとともに、QOLを含めた患者さんにとっての本当の価値を考え、患者さんとその家族の負担も減らしていきたいと考えています。
中外製薬は、革新的医薬品を創出してきた、またこれからも創出することができる存在として、大きな役割を担っています。患者さんが勇気をもって治療に立ち向かえるよう、ウェブサイトなどを活用して、情報提供や患者さん同士のコミュニケーションの場をつくっていくことなども、中外製薬にとって不可欠な取り組みだととらえています。

個別化医療の牽引

個別化医療とは、患者さんの遺伝子情報などに応じて治療計画を立て、最適な治療を行うというもので、世界的にも注目が集まっています。本当に効果が見込める患者さんにだけ薬剤を投与することで、有効性・安全性の面からメリットがあり、不必要な医療費がかからないことから、医療財政問題解決にも貢献が期待されます。中外製薬は、この個別化医療の普及・進展に向け、2000年代初頭から業界を牽引してきました。
さらに、今後の医療においては、遺伝子情報などをもとに、より細かく診断し、患者さん一人ひとりに適した治療を行う、次世代個別化医療が待ち望まれています。個別化医療のパイオニアとして、中外製薬は次世代個別化医療をリードする役割を担っており、ゲノム解析技術を駆使した展開や、がんゲノム医療の進展などに積極的に取り組んでいます。

医療関係者へのソリューション提供を通じた価値

中外製薬は、各疾患領域における専門性や充実した安全性マネジメント体制などを背景に、医療関係者に対して、医薬品情報や安全性情報、研究情報などを適時・的確に共有し、よりよい治療選択に貢献してきました。また、疾患啓発や医療機関同士の連携促進や橋渡しの活動を通じ、患者さんが適切な治療を受けられるよう地域医療の発展に寄与しています。
こうした活動により、中外製薬は、医師をはじめ、看護師、薬剤師、技士などの医療関係者から、情報提供の面などで高い支持・評価を得ています。今後も、医療関係者に対するソリューション提供を充実させていくことで、患者さんがより良い治療を受けられる社会づくりを実現していきたいと考えています。

独自のサイエンス力や技術力が生む価値

革新的な医薬品を生み出し、医療関係者に対して充実したソリューションを提供するには、サイエンス力と技術力が不可欠です。そのため、中外製薬では、患者さんにとっての価値を高めるべく、高度な創薬力や技術基盤などもさらに磨き、進化させていく考えです。
例えば、中外製薬が独自技術を駆使して、先駆的に取り組んでいる中分子医薬品の創製。これまでの創薬技術では難しかった病気の原因へのアプローチが可能になることから、今後、大きな期待が寄せられています。また、ソリューション提供の面でも、リアルワールドデータと組み合わせたデータ解析によって、患者さんのQOLを可視化することにも取り組んでいます。

ロシュ社との戦略的アライアンスが基盤にあることの価値

独自のサイエンス力や技術力とともに、患者さんへの価値創出に向けた活動の基盤にあるのが、ロシュ社との戦略的アライアンスを背景とした独自のビジネスモデルです。
このモデルにより、ロシュ社のグローバルネットワークを通じて、中外製薬が生み出した薬を世界中の患者さんに届けることができ、またロシュ社の創製した薬を日本の患者さんに提供することができます。さらに、臨床開発を共同で行ったり、安全性や品質などの各種情報を共有したりすることで、効率的な新薬創出や、製品・サービスのクオリティ向上を実現しています。
今後も、このビジネスモデルを最大限に活用し、患者さんへの提供価値を高めていきます。

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サステナビリティと経営戦略

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