中外製薬株式会社（本社：東京、代表取締役社長 CEO：奥田 修）は、女性活躍推進に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所より、令和5年度「なでしこ銘柄」に選定されましたのでお知らせいたします。当社の「なでしこ銘柄」への選定は、平成26年度から平成29年度まで4年連続および令和2年度から令和3年度までの2年連続の選定に続くものとなります。

　「なでしこ銘柄」は、平成24年度から経済産業省と東京証券取引所が共同で実施しています。女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしています。令和4年度からは、取り組みの多寡だけではなく、企業の経営戦略の中で女性活躍を位置付け、経営層のコミットメントのもと実効性のある取り組みが行われ、その取り組みの成果を企業価値向上につなげているかについても評価の対象とされています。

　上席執行役員 人事、ESG推進統括 矢野　嘉行は、「中外製薬では『人は企業を成長・発展させる財産』との考えから人材を『人財』と表記し、成長戦略と一体化した人財戦略を推進しています。社員の成長にフォーカスした『個を描く』、『個を磨く』、『個が輝く』という『3つの個』というコンセプトを打ち出し、女性を含めた多様な人財の成長・挑戦に焦点を当てた取り組みを進めています。女性活躍に関しては、各階層の女性マネジャーの育成をはじめとするキャリア形成、自律的な学びの支援、社員が活きる環境の整備に注力していきます」と語っています。

　中外製薬は、「患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア産業のトップイノベーターとなること」を目指し、社会と共に発展することを経営の基本方針として掲げ、『ダイバーシティ&インクルージョンの推進』を経営の重要課題の一つと位置づけ、積極的に取り組んでいます。今回の『なでしこ銘柄』の選定は、当社のこれまでの継続的な取り組みが評価されたものと考えています。引き続きダイバーシティ&インクルージョンの一層の推進により、多様な人財の活躍でイノベーションが創出される組織風土の醸成に取り組んでまいります。

【参考】

中外製薬の人財・ダイバーシティ&インクルージョン
https://www.chugai-pharm.co.jp/sustainability/diversity/index.html

D&Iに関するトップメッセージ
https://www.chugai-pharm.co.jp/sustainability/diversity/message.html

女性の活躍推進
https://www.chugai-pharm.co.jp/sustainability/diversity/promotion.html#sec03

以上