中外製薬グループは、ロシュ社がグローバルに実施したチャリティイベント「Roche Children’s Walk 2023」に参加し、募金活動を行いました。2003年に1回目の「AIDS Walk」開催以降、今年で20周年を迎えたこのイベントには全世界のロシュ・グループから多くの拠点が参加しました。

募金活動の結果、中外製薬グループの募金者数は1,425名で703,028円の募金が寄せられ、従業員からの募金に会社がマッチングギフト方式で同額を拠出し、総額1,406,056円となりました。その半額は、ロシュ社を通じてカンボジア、エチオピア、ケニア、マラウイ、ネパールなどに送金され、支援を必要としている子どもたちのために使われます。残りの半分は日本国内の一般社団法人ぷらっとどっとに寄付をしました。

福岡県久留米市で活動する「ぷらっとどっと」は、大人も子どもも、障害があってもなくてもフラットな関係で混ざり合って生きていける地域を目指して、社会福祉法人拓くと特定非営利活動法人久留米市手をつなぐ育成会の声かけにより、2021年に設立された団体です。団体の拠点となるコミュニティスペース「ぷらっと．荘島」を活用し、子ども達が放課後や長期休暇期間に安心して過ごせるよう、「ぷらっと寺子屋」の運営をされています。寺子屋に関わる大人は、地域役員や元教師、子どもの保護者や大学生などです。多様な地域の大人が日々交代で子どもたちと関わることで、大人も子どもも相互に学び合う環境づくりが重要だと考えておられます。
今回の寄付金は「ぷらっと寺子屋」の運営費等に役立てていただくことになりました。

ぷらっとどっと理事長の廣岡さんは、「子どもをはじめ、たくさんの人がぷら～っと立ち寄り、一人で悩みを抱え込まず、様々な人とフラットな関係で接することができる、お茶の間をイメージした安心できる居場所をどんどん増やせるぷらっと作りを進めていきたいと思う。」と話されていました。