当社は、8月6日(日)に、三井不動産が主催する『日本橋キッズサマーキャンプ』で子ども向けのワークショップを出展しました。本イベントでは、持続可能な地域社会づくりを目指して、日本橋の企業や歴史ある店舗が、様々なワークショップを展開し、当社は、子どもたちが聴覚障がい者への理解を深めながら手話を学ぶことができる「きこえないってどういうこと？～インクルーシブ教育プログラム～」を実施し、29名の子どもたちが参加しました。

当日は、手話通訳士の橋本一郎先生が中心になり、小学生が楽しみながら聴覚障がいについて自然に学べる内容を実施しました。顔の表情や体の全てを使って相手に伝える練習から始まり、クイズを交えながら聞こえない人の置かれている状況や気持ちを理解し、プログラムの最後には手話で簡単な文章を伝えられるようになる内容でした。

会場では、デフアスリートとして活躍する当社社員の設楽さんや、ゲストのデフリンピックメダリストの選手２名が場を盛り上げるとともに、サポーターの明治大学の学生５名と子どもたちが一緒になって手話の形を覚えるだけではなく、体や表情を使って言葉を表現する大切さを学びました。参加した子どもたちは「とても楽しかった。手話を覚えたので早速使ってみたい」と楽しそうに話してくれました。

中外製薬は、誰もが活躍できる共生社会の実現をめざして、未来の担い手である子どもたちへの学びの場づくりをこれからも応援していきます。