原薬製造・固形剤のくすり工場
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均一に混ぜ合わせた顆粒を打錠機に入れ、高速で回転する「うす」と「きね」で成型します。
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成型した錠剤は定期的に自動サンプリングを行い、質量、厚み、硬度を測定し、打錠機が正確に稼動していることを確認します。
金属検知機で金属の混入がないことも確認します。
打錠した錠剤にフィルムコーティング機で表面に薄い高分子の膜を造ります。
これは苦味を包み込んだり、錠剤の表面が削れて薬の成分が飛散することを防ぐためです。
![](/ptn/medicine/factory/images/001006/pic_factory001006_05.gif)
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すべての錠剤やカプセル剤は、複数のカメラを搭載した自動外観検査機で検査します。
ターンテーブルで整列し、ひとつずつを6台のカメラで表面、裏面、側面を検査し、異物や汚れ、欠け、割れなどがあるものを取り除きます。
検査に合格した錠剤やカプセル剤は包装工程に送られます。
![これだけ厳しいチェックをパスした薬なら安心だね](/ptn/medicine/factory/images/001006/pic_factory001006_09.gif)
![くすりの工場](images/ttl_text01.jpg)
原薬製造・固形剤のくすり工場
固形剤のくすり【固形剤製造工程】
錠剤やカプセル剤など、固形剤ができるまでの工程を紹介します。
④打錠(だじょう)
![粉取り機](images/001006/fig01-06-01.jpg)
均一に混ぜ合わせた顆粒を打錠機に入れ、高速で回転する「うす」と「きね」で成型します。
![自動サンプリングの様子](images/001006/fig01-06-03.jpg)
成型した錠剤は定期的に自動サンプリングを行い、質量、厚み、硬度を測定し、打錠機が正確に稼動していることを確認します。
金属検知機で金属の混入がないことも確認します。
崩れやすいものや苦味のあるくすりは…
打錠した錠剤にフィルムコーティング機で表面に薄い高分子の膜を造ります。
これは苦味を包み込んだり、錠剤の表面が削れて薬の成分が飛散することを防ぐためです。
カプセル剤の場合は…
![ハードカプセル充填機](images/001006/fig01-06-05.jpg)
高速で回転する充填機で、空のカプセルに顆粒を一定量充填し、キャップを閉めて完成します。
完成後は錠剤と同じように金属検知機で確認し、次の工程に進みます。
⑤検査(けんさ)
![自動外観検査機](images/001006/fig01-06-07.jpg)
すべての錠剤やカプセル剤は、複数のカメラを搭載した自動外観検査機で検査します。
ターンテーブルで整列し、ひとつずつを6台のカメラで表面、裏面、側面を検査し、異物や汚れ、欠け、割れなどがあるものを取り除きます。
検査に合格した錠剤やカプセル剤は包装工程に送られます。
![検査の様子](images/001006/fig01-06-08.jpg)