原薬製造・固形剤のくすり工場
![流動層乾燥機](/ptn/medicine/factory/images/001005/pic_factory001005_04.jpg)
その後、流動層乾燥機で乾燥させ、乾燥した顆粒をコンテナに収納します。
![流動層乾燥機内部](/ptn/medicine/factory/images/001005/pic_factory001005_05.gif)
![](/ptn/medicine/factory/images/001005/pic_factory001005_07.jpg)
造粒した顆粒は、混合室でコンテナごと回転して均一に混ぜ合わせます。
秤量工程で正確に計りとった原料を、1錠・1カプセルごとに均等に配分できるようにするためです。
![くすりの工場](images/ttl_text01.jpg)
原薬製造・固形剤のくすり工場
固形剤のくすり【固形剤製造工程】
錠剤やカプセル剤など、固形剤ができるまでの工程を紹介します。
②造粒(ぞうりゅう)
![高速攪拌造粒機](images/001005/fig01-05-01.jpg)
秤量した原料を扱いやすくするため、粉末の状態から顆粒の状態に加工します。これを造粒といいます。原料に精製水などの結合剤を加え、高速で混ぜ合わせて顆粒にしています。
![流動層乾燥機](images/001005/fig01-05-03.jpg)
その後、流動層乾燥機で乾燥させ、乾燥した顆粒をコンテナに収納します。
粉末のままの原料は小麦粉のような状態なので、細かな粒が舞い上がってしまったり、正確に量ったりすることがなかなか難しいのです。これを顆粒の状態にすることで正確に量りやすくなり、作業効率も上がります。
③混合(こんごう)
![混合の様子](images/001005/fig01-05-06.jpg)
造粒した顆粒は、混合室でコンテナごと回転して均一に混ぜ合わせます。
秤量工程で正確に計りとった原料を、1錠・1カプセルごとに均等に配分できるようにするためです。