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安全衛生活動

基本姿勢

安全衛生活動として、「安全衛生に関する基本規程」に基づき「従業員の安全の確保はすべての業務に優先する」という方針のもと、全社的な安全衛生体制の整備と推進、安全の確保と労働災害の防止、健康の保持増進、快適な職場環境の形成に積極的に取り組んでいます。また、安全管理や健康管理、メンタルヘルス対策などの活動がすべての事業所において均質に行えるよう取り組んでいます。

2015年災害発生状況
  件数(件) 度数率*2
休業 5 0.37
不休業 19 1.41
合計 24 1.78
延休業日数:91日*1
*1 前年発生した災害で引き続き休業した日数(3日)を含む
*2 労働災害による死傷者数/延労働時間数×1,000,000

安全衛生に関するリスクアセスメント

安全衛生リスクアセスメントは、未知の危険要素を事前に察知して、職場の「想定外の事故」を抑止するための活動です。中外製薬グループでは、職場安全衛生関連の危害を効果的に抑止することを目標として、2014年に全社活動として「安全衛生リスクアセスメント」を導入しました。2015年は職場巡視と組み合わせるなど、各職場で活動を継続したほか、複雑でさまざまな体裁の職場を有する「製剤研究・製造部門」において、的確かつ効率的にリスク評価することを目的に「アセスメントチーム体制」と「実施計画」を整備しました。

健康管理

病気やケガによる不調者や休業者だけでなく、健康診断の有所見者、長時間労働者、妊産婦、障がい者など、就業について健康状態への配慮が必要なすべての従業員に対して、産業医、看護職、心理職、衛生管理者などの産業保健スタッフと、人事担当者および職場の管理監督者が下図のように連携して、必要な支援を行っています。

健康管理の基本的な仕組み

メンタルヘルス不調者の復職支援

メンタルヘルス不調による休業者の復職支援などについても、上記の仕組みで対応し、以下のような個々に適した復職支援プログラムを実施することで、復職1年後の再発率が大きく減少しています*。また、メンタルヘルス不調についての理解の浸透や、適切な対応などについてのマネジャーへの研修など、啓発活動も継続して実施しています。

復職支援プログラムの流れ

* 参考資料:難波克行.メンタルヘルス不調者の出社継続率を91.6%に改善した復職支援プログラムの効果.産業衛生学雑誌 2012; 54 (6): 276-285

がんの就労支援の取り組み

がん治療を受ける従業員が、安心して治療を受けられるように、また、治療を受けながら安心して働くことができるように、がん治療に関する就労支援をより充実させました。実際の治療状況に応じた取り組みが実施できるような相談体制の整備や、抗がん剤や放射線治療などの外来治療と仕事の両立支援制度の整備を行い、「がんに関する就労支援ハンドブック」を作成して、全従業員に案内しました。この取り組みが評価され、東京都が実施する平成27年度「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」において優秀賞を受賞しました。

<がんに関する就労支援ハンドブック PDF 2.3MB>

社内の相談窓口の連携

健康相談窓口・キャリア相談窓口・ハラスメント相談窓口・コンプライアンス相談窓口のそれぞれの担当者が定期的にミーティングを開き、連携して問題解決のサポートを行っています。また、従業員に対する研修や情報提供などを連携して実施しています。

健康いきいき職場づくり

メンタルヘルス不調やハラスメントなどの問題を予防するため、従業員がいきいきと働ける生産性の高い職場づくりを目指した職場活性化・職場風土改善に取り組んでいます。2013年から、健康管理部門と人財育成部門が連携して「組織開発研修(チームコーチング)」を実施しており、2015年度まで合計58組織で実施し、941名(延べ人数)が受講しました。実施後の調査においてワーク・エンゲイジメントや職場の一体感などの向上が見られています。


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