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安全衛生活動

基本姿勢

中外製薬グループでは生命関連企業として従業員の健康を大切に考え、これまでも健康保持・増進に取り組んできました。今後さらに、従業員一人ひとりが心身共に健康で元気に、そして働きがいとやりがいをもって仕事に取り組める環境を作っていくことを目指し、「健康経営」に取り組んでいきます。「個人の健康」と「組織の健康」を両方同時に追求するという方針のもと、健康保険組合や労働組合と協力しながら全社的な推進体制の整備、安全の確保と労働災害の防止、健康の保持増進、メンタルヘルス対策、活力ある健全な職場環境の形成に積極的に取り組んでいます。

  件数(件) 度数率*1
休業 4 0.29
不休業 16 1.15
合計 20 1.44
*1 100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表す指標です。
度数率=労働災害による死傷者数/延労働時間数×1,000,000
延休業日数*2 強度率*3
41 0.002
*2 前年発生した労働災害で引き続き休業した日数(16日)を含んでおります。
*3 1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さの程度を表す指標です。
強度率=労働損失日数/延労働時間数×1,000,000

リスクアセスメントの実施

安全衛生リスクアセスメントは、未知の危険要素を事前に察知して、職場の「想定外の事故」を抑止するための活動です。中外製薬グループでは、職場安全衛生関連の危害の発生を十分に抑制することを目標として、2014年に全社活動として「安全衛生リスクアセスメント」を導入しました。2016年は、複雑でさまざまな体裁の職場を有する「製剤研究・製造部門」全域のアセスメントを終了し、見出されたリスクへの措置に着手しました。
また、化学物質のリスクアセスメントについても、規制対象物質*4を含む全ての取り扱い化学物質のリスクアセスメント体制をグループ全体にわたり整備し、化学物質による労働災害リスクの低減に努めています。

*4 2014年6月25日に交付された「労働安全衛生法の一部を改正する法律」に基づき、2016年6月1日より、640種の化学物質のリスクアセスメントが義務化されました。

健康管理

病気やケガによる不調者や休業者だけでなく、健康診断の有所見者、長時間労働者、妊産婦、障がい者など、就業について健康状態への配慮が必要なすべての従業員に対して、産業医、看護職、心理職、衛生管理者などの産業保健スタッフと、人事担当者および職場の管理監督者が下図のように連携して、必要な支援を行っています。

健康管理の基本的な仕組み

メンタルヘルス不調者の復職支援

メンタルヘルス不調による休業者の復職支援などについても、上記の仕組みで対応し、以下のような個々に適した復職支援プログラムを継続的に実施しています。本プログラムにより、復職1年後の出社継続率が改善することが確認されています*5。また、メンタルヘルス不調についての理解の浸透や、適切な対応などについてのマネジャーへの研修など、啓発活動も継続して実施しています。

復職支援プログラムの流れ

*5 参考資料:難波克行 メンタルヘルス不調者の出社継続率を91.6%に改善した復職支援プログラムの効果. 産業衛生学雑誌 2012, 54 (6), 276-285.

がん治療に関する就労支援の取り組み

がん治療を受ける従業員が、安心して治療を受けられるように、また、治療を受けながら安心して働くことができるように、がん治療に関する就労支援をより充実させました。実際の治療状況に応じた取り組みが実施できるような相談体制や、抗がん剤や放射線治療などの外来治療と仕事の両立支援制度の整備を継続して行っています。2015年は「がんに関する就労支援ハンドブック」を作成して、全従業員に案内しました。これらの取り組みが評価され、東京都が実施する平成27年度「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」において優良賞を受賞しました。また、2016年は厚生労働省助成 労災疾病臨床研究事業 がん治療と就労の両立支援プロジェクトBCC(Bridge between Clinic & Company)にて行われた「第1回 がん医療と職場の架け橋大賞」において、最優秀賞を受賞しました。


東京都 「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」


厚生労働省助成 労災疾病臨床研究事業 「がん治療と就労の両立支援プロジェクトBCC(Bridge between Clinic & Company)」

<がんに関する就労支援ハンドブック PDF 2.3MB>

社内の相談窓口の連携

健康相談窓口・キャリア相談窓口・ハラスメント相談窓口・コンプライアンス相談窓口のそれぞれの担当者が定期的にミーティングを開き、連携して問題解決のサポートを行っています。また、従業員に対する研修や情報提供などを連携して実施しています。

健康いきいき職場づくり

メンタルヘルス不調やハラスメントなどの問題を予防するため、従業員がいきいきと働ける生産性の高い職場づくりを目指した職場活性化・職場風土改善に取り組んでいます。2013年から、健康管理部門と人財育成部門が連携して「組織開発研修(チームコーチング)」を実施しており、2016年度まで合計74組織で実施し、1,205名(延べ人数)が受講しました。実施後の調査においてワーク・エンゲイジメントや職場の一体感などの向上が見られています。


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