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PEOPLE

仕事を楽しみながら
臨床開発を究め、
新たなチャレンジを
繰り広げていく人。

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  • # 開発
  • # 臨床開発職

本村 吉章 Yoshiaki Motomura

臨床開発本部 オンコロジー臨床開発部
2019年入社

  • 学生時代

    大学院で薬剤学を専攻し、修士課程を修了。

  • 1年目

    国内の製薬企業に入社。臨床開発に携わり、治験のオペレーション業務を主に担当。

  • 8年目

    外資系の製薬企業に転職。引き続き臨床開発に関わり、グローバルプロジェクトに従事。

  • 15年目

    中外製薬に転職。肝細胞がん領域の臨床開発における治験推進をリードする。

  • 16年目~現在

    消化器がん・泌尿器がんの領域の開発品を担当するグループのマネージャーに昇格。

自社開発品で
グローバル治験ができる場を求めて。

本村は、製薬業界で長年に渡って臨床開発に携わり、特にオペレーション業務(治験の推進業務)で経験を重ねてきた。大学院で薬剤学を専攻していた彼は、「患者さんへの薬の安全性や有効性を直接確かめる仕事がしたい」と臨床開発職を志望し、新卒で国内の中堅製薬企業に入社。7年ほどオペレーション業務に携わったが、その企業では国内での治験がメインであり、もともとグローバル志向のあった彼は「グローバル共同治験を経験して自分のキャリアを高めたい」と外資系のバイオ医薬品企業の日本法人に転職。そこでは血液がんの治療薬のグローバル開発プロジェクトに参加し、海外のメンバーと協働しながら国内での治験をリードしていく役割を務めた。また、組織拡大のために新拠点の起ち上げも担い、その責任者としてマネジメントにも携わっていた。

そんな本村がなぜ再び転職を考えるようになったのか。「前職の外資系企業でのキャリアはとても有意義なものでした。しかし、基本的には海外の本社が企画した治験に日本側も参加するという形であり、携われる範囲に限界があった。本国の方針に従って治験を進めるのではなく、次のキャリアとして自ら臨床開発戦略を立案できる場に身を置きたいと考えるようになったのです。」そして、彼の理想に沿う企業が中外製薬だった。「自社で研究開発している候補品が豊富で、しかもロシュ・グループの一員なのでグローバルでの共同治験にも参加できる。当時、もうすぐ40歳を迎えようとしていた頃であり、これを人生最後の転職にしたいと中外製薬への入社を決意しました。」

直面する問題が難しいほど、
社内の熱量が高まる。

入社後、オンコロジー(がん領域)の臨床開発を担う部署に配属された本村は、さっそく肝細胞がんの薬の治験のオペレーション業務のリーダーとしてアサインされる。そして、1年後にはマネジメントのポジションに昇格した。「現在、マネージャーとして10名のメンバーを率いる立場です。私のグループでは、消化器がんと泌尿器がんの領域を担当し、治験を行っていますが、うれしいことに2桁に及ぶプロジェクトが進行中。私自身もプロジェクトを担いつつ、メンバーと一緒に考えながら、すべての治験が順調に運ぶようにマネジメントしています。これだけたくさんの治験を動かしていくのは大変ですが、とてつもない経験値を得ている感覚があり、中外製薬に入社して成長スピードが一段と高まったように思います。」

中外製薬に入社してから、本村は「仕事がますます楽しくなった」と語る。治験で関わる他部署のメンバーはみなプロフェッショナルで、しかも互いに協力しあう風土であるため、何か問題が発生しても決してストレスに苛まれるようなことはないという。「むしろ直面する問題が難しければ難しいほど、メンバーたちの熱量が高まってくる。みんなで知恵を絞り、困難を楽しみながら乗り越えようとしている。そんなカルチャーが中外製薬にはあり、それは当社で働く大きな魅力だと思っています。」

業界で先陣を切って、
新たな臨床開発のモデルを。

患者さんのためになることであれば、前例のないことにも果敢に挑戦していく。そういった気概が中外製薬にはどの組織でも満ち溢れていると本村は言う。「昨今、中外製薬は全社的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を掲げていますが、治験もデジタル技術を活用して従来のやり方を変革しようとしています。これまでは被検者である患者さんに来院していただきデータを集めていましたが、ウェアラブルデバイスによって24時間連続的にデータを収集する手法なども検討中です。また、開発プロジェクトの数が膨れ上がっているため、根本的に治験のプロセスを見直して効率化とスピードアップを図る新たなモデルも、業界で先陣を切って構築していきたいと考えています。」常識にとらわれない発想で、変化を起こしていくことをポジティブに楽しむ。そんな姿勢が、これからの中外製薬にはより求められていくだろうと本村は語る。

そして本村自身は、今後は臨床開発の計画段階から関わっていきたいと意気込んでいる。「すでに治験のオペレーションについては、どんなプロジェクトでも対応できる自信があります。これからは、研究所で生み出された候補品をどのように臨床開発するかという、その戦略を立案するところから携わっていきたい。自分の希望するキャリアを上司に伝える場は定期的に設けられており、意欲のある人間には機会を与えてくれる会社です。私もゆくゆくは、臨床開発のスペシャリストとして中外製薬内はもちろん、ロシュ・グループ内でも、そして医療現場の先生方からも信頼される、存在価値の高い人財を目指していきたいと考えています。」

※本記事の内容は取材当時のものです。

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