再生医療とは?
だめになった臓器をもとに戻すことを再生医療っていうの?
そうなんです。再生医療にはいろいろありますが、たとえば自分の身体から幹細胞という特殊な細胞を取り出して増やし、目的とする組織や臓器などにしてから、もとの身体に移植する方法があります。最近では、iPS細胞を使った再生医療にも注目が集まっています。再生医療は根本的な治療になり得る優れた治療と言えます。
用語解説
- iPS細胞(あいぴーえすさいぼう)
- 患者さんの細胞に、ある遺伝子を導入・培養して作られた多能性の幹細胞のことです。
さまざまな方面からの研究成果から、組織や臓器の再生に大きな展望が開けてきたのじゃ。将来、再生医療は、自分の細胞で臓器を作って、だめになった臓器と取り換えることもできるようになるのじゃよ。