抗体の構造とは?

抗体の基本的な構造はY字の形をしており、2本のH鎖と2本のL鎖からできています。異物と結合する部位と、免疫を担う細胞が結合する部位からなっています。
Y字の形の先端半分が抗原と結合する部分で、対応する異物ごとに異なる構造に変化するため、可変領域と呼ばれています。
可変領域以外は定常領域と呼ばれています。

抗体の構造の図01

抗体は大きなタンパク質ですが、結合する抗原によって変化する部分は少しだけです。