モノクローナル抗体の作り方とは?
モノクローナル抗体ってどうやって作るの?
一般的にモノクローナル抗体は、抗体を作り出すB細胞と、無限に増え続ける能力を持った特殊な細胞(ミエローマ細胞)を融合した細胞(ハイブリドーマ)から作られます。
がん細胞を例にあげると、もし、「がん細胞の特定の目印に結合するモノクローナル抗体だけを大量に作ることができれば、がん細胞だけをやっつけることができる抗体医薬品を作ることができる」と考えられました。しかし、B細胞には寿命があるため、1種類のモノクローナル抗体を大量に作り出すのは困難でした。
そこで、「無限に増え続ける能力を持つ細胞の性質を、B細胞に持たせることはできないか」と考え、B細胞と無限に増え続ける能力を持つ細胞を融合させた細胞を作ることに成功し、モノクローナル抗体を大量に作ることができるようになりました。
用語解説
- ミエローマ細胞(みえろーまさいぼう)
- がん細胞の一種で、無限に増え続ける性質を持つ細胞です。
- ハイブリドーマ(はいぶりどーま)
- 2種類の異なる細胞を人工的に融合させて作られた細胞のことです。
この技術によって、新しい薬の研究や開発を進めることができたのじゃ。