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PEOPLE

病理を解き明かし、
患者さんのために
新薬をいち早く届けたいと
願う人。

  • # キャリア
  • # 研究
  • # 安全性研究

村井 厚子 Atsuko Murai

トランスレーショナルリサーチ本部 安全性研究部
2018年入社

  • 学生時代

    獣医師を志して農学部獣医学科に入学。病理学研究室に在籍し、ライチョウの腎臓について研究。病理研究の面白さを知る。

  • 1年目

    大学卒業後、動物病院に臨床獣医師として勤務。勤務の傍ら学会発表や論文執筆をする。

  • 4年目

    動物病院を退職し、大学院に進学。イヌの腫瘍やマウスの大腸炎の病理について研究。研究を仕事にすることを決める。

  • 8年目

    国内の製薬企業に就職。医薬品の安全性研究の病理検査を担当。

  • 13年目~現在

    中外製薬に転職。パソロジストとして主に腎臓疾患のプロジェクトを担当し、動物を用いた安全性試験や薬効試験、ヒト組織を用いたターゲットの発現評価などに従事。

中外製薬で受けた
カルチャーショック

村井は異色の経歴の持ち主である。大学で獣医病理の研究に携わり、卒業後は幼い頃からの夢だった臨床獣医師に。動物病院に3年勤務したが、もともと研究志向だったこともあり、病理をさらに究めたいと再び大学に戻って博士課程を修了。その後、国内の製薬会社に就職した。「前職ではパソロジストとして毒性試験を担当し、医薬品の安全性研究に従事していました。しかし経験を重ねるにつれて、毒性病理という限られた分野にしか携われないことに物足りなさを覚えるようになりました。そんな折、学会で中外製薬の病理担当の方と交流する機会があり、中外製薬ではいろいろな病理研究に関わることができ、しかも動物だけではなく、ヒトの病理標本も用いた研究ができると聞いて、とても興味を持ったのです」。

パソロジストとしてのキャリアをさらに高めたいと中外製薬の門を叩き、過去の実績も評価されて当社の一員となった村井。安全性研究部の病理グループに配属となったが、当初はカルチャーショックを受けたという。「研究員は白衣を着るのが当たり前だと思っていましたが、カジュアルな私服で勤務できることに驚きました。自由な雰囲気で、若くして活躍している研究員も多く、各分野のスペシャリストもいます。私が抱いていた研究所のイメージとはまったく違っていて、こうした環境で働けることにモチベーションが大いに上がりましたね」。そして村井は、すぐに腎臓疾患関連の医薬品開発プロジェクトに病理担当としてアサインされ、中外製薬でのキャリアをスタートした。

デジタルを、
病理評価の強力な武器に。

入社するやいなや、医薬品開発の最前線に立つことになった村井だが、プロジェクトでは彼女にとって未知のチャレンジとなるテーマも待ち受けていた。「プロジェクトに参画すると、病理評価はすべて担うことになります。それまで私が専門に手がけてきた毒性試験に加えて、薬効試験も手がけなければならない。薬効試験は過去に経験がなく、新しい領域に挑戦できることに興奮を覚えつつも、きちんと成果を出せるか不安もありました。しかし、グループの優秀な先輩方がいろいろと知恵を授けてくださり、問題なくキャッチアップできました。また、薬理担当など他部門の方々と連携する機会も多く、キャリア入社の私の意見が受け入れられるだろうかという心配もありましたが、杞憂でした。議論の場で本質的な意見を出せば認められて、プロジェクトの前進に貢献できる。こうした時に、大いにやりがいを感じます」。

中外製薬はデジタルテクノロジーを用いた研究開発環境の整備にも積極的に投資しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)は病理評価の現場にも及んでいる。それも自身のモチベーションを高めてくれると村井は言う。「いまAIによる病理標本の解析が進められており、結果を定量的に評価しようとしています。病理のデータを定量的な数値で示すことができれば、病理以外のデータとの比較が容易に行えるようになり、更には人への効果も予測しやすくなる。それは、新薬を患者さんにお届けできるスピードが上がるということであり、デジタルの活用にもこれからいっそう注力したいと考えています」。

ゴールは、
新たな治療薬を創り出すこと。

村井が中外製薬入社後、専門に手がけてきたのは腎臓疾患の病理評価だ。動物モデルの毒性評価についてはすでに豊富な知見を蓄え、毎年学会でも発表している。今後は、それをもとに人の腎臓疾患を理解していきたいと意気込む。「中外製薬ではヒトの病理標本を扱える環境であり、ヒトの病理に関しても深く学ぶことができます。動物の試験で得た知見から、ヒトでの効果や安全性を見極めるのが重要であり、その力をもっと高めて医薬品開発に貢献したい」。腎臓疾患の病理を究め、この領域のスペシャリストになることが彼女の今の目標だ。

中外製薬で新しい経験を次々と重ね、パソロジストとして大いに進歩している村井だが、その根底にある想いは昔から変わらない。「動物病院で獣医師として勤務していた時から強く感じていたのですが、世の中にはまだまだ治らない病気があり、力及ばず亡くなってしまう動物もたくさんいました。そのたびに打ちひしがれ、尊い命が失われる状況を変えたいとずっと思っていました。ですからいま、中外製薬で新たな治療薬を創り出すことに、私はこの上ない喜びを感じています。そして、この意義ある仕事に今後も貢献していきたいと思います。」

※本記事の内容は取材当時のものです。

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