研究活動の基本方針
中外製薬の存在意義は、アンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品を継続的に創出し、世界の医療と人々の健康に貢献していくことであると考えています。この考えに基づき、中外製薬の研究活動はファーストインクラス*1、ベストインクラス*2となりうる「新薬」の創出を第一義としています。
研究資源の配分に関しては、以下を基準として優先順位を決定しています。
- 研究資源配分の基準
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- 新規性が高く圧倒的な差別化が可能な薬剤として開発できること
- アンメットメディカルニーズを満たしうる科学的な根拠があること
- 個別化医療を実現できるプロジェクトであること
真に患者さんや医療現場で必要とされる医薬品を創出することが、中外製薬の中長期的な成長につながると確信しており、研究におけるさまざまな意思決定の場面においても、常に患者さん視点での創薬を追求しています。
- *1 新規性・有用性が高く、これまでの治療体系を大幅に変えうる独創的な医薬品のこと
- *2 標的分子が同じなど、同一カテゴリーの既存薬に対して明確な優位性を持つ医薬品のこと