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CROSSTALK

育パパ&育ママ座談会

中外製薬では、社員が出産や育児などを理由に離職することなく働き続けられるよう、次世代育成支援や子育てと仕事の両立に向けた就業環境の整備、啓発活動を積極的に行っています。
今回は仕事と家庭を両立しながら活躍している6人のパパ・ママ社員に話を聞いてみました。

  • 廣川 恵子

    Keiko Hirokawa

    臨床開発本部
    臨床開発業務部
    統括マネジャー
    1991年入社

    臨床開発業務部の統括マネジャーとして約30名のチームを率いる。第一子を出産した際、育児休職を取得。

  • 仲川 慎太郎

    Shintaro Nakagawa

    臨床開発本部
    臨床開発情報部
    2010年入社

    生物統計の専門家として臨床開発におけるデータ解析を担当。第一子、第二子の誕生にともない、それぞれ育児休職を取得。

  • 萩原 えり

    Eri Hagiwara

    医薬安全性本部
    安全性推進部
    2011年入社

    安全性に関する国内外のグループ会社の管理を担当。第一子を出産した際、育児休職を取得。

  • 木村 俊一

    Shunichi Kimura

    医薬安全性本部
    ファーマコビジランス部
    2012年入社

    医療機関から寄せられる薬の副作用情報の分析管理を担当。第一子、第二子の誕生にともない、それぞれ育児休職を取得。

  • 中川 裕太

    Yuta Nakagawa

    営業本部
    MR
    2011年入社

    MRとして東京都内の大学病院を担当。第一子の誕生にともない育児休職を取得。

  • 二又川 理沙

    Risa Futamatagawa

    営業本部
    MR
    2009年入社

    MRとして東京都内の開業医を主に担当。第一子、第二子を出産の際、それぞれ育児休職を取得。

女性はもちろん、男性も積極的に育児休職を取得する風土

萩原中外製薬では今、ほとんどの社員が積極的に育児休職を取得していて、周囲もそれを許容するカルチャーがありますが、廣川さんが出産された時期はどうでしたか?

廣川私が第一子を出産したのは15年ほど前ですが、当時から中外製薬では女性が育児休職を取得して仕事を続けていくのが当たり前の風土でした。家庭と仕事の両立に対する理解は昔からありましたね。

二又川営業本部もそうです。一人目の子どもの妊娠がわかった時、周りには仕事と育児を両立して活躍されている先輩方がすでにたくさんいらっしゃいました。ですから、私も子育てをしながら仕事を続けていくことに何の迷いもありませんでした。

萩原私が所属する医薬安全性本部は女性の比率が高いので、育児休職中の社員が本部内に常にいます。私と同じタイミングで育休を取得した人も結構いました。

廣川育児休職を取得する男性社員も最近は増えていますよね。

仲川ええ。私は廣川さんと同じ臨床開発本部に所属していますが、周囲でも取得している方が多いように感じています。私も上の子と下の子で2回、育休を取りました。男性にも育児休職制度が設けられているのだから、自然に制度を活用する考え方が浸透していますね。

木村私も二人子どもがいますが、それぞれ2週間ずつ育休を取りました。一人目の時、育休を取得するかどうか悩んで上司に相談したのですが、「男性も育休を取るべきだよ」と後押ししてくださったのが印象的でした。

中川ワークライフバランスに対して理解がある会社ですよね。私も上司が「仕事のことは考えなくていいから、しっかり家庭の面倒を見なさい」と言ってくださり、心おきなく育休に入ることができました。

育児休職から復帰する時も、
会社がしっかりとサポートしてくれる

廣川育休を取ることには何の問題もなかったのですが、復帰する時は正直、少し不安でした。というのも、私は子どもが生まれるまで治験のプロジェクトに携わっていて、臨床試験をお願いしている全国各地の医療機関に出張する機会が多かったんです。でも、小さな子どもを抱えると、そう頻繁に出張できません。しかし上司が配慮してくださり、治験の計画を立案する出張がないポジションに就かせてくれました。

二又川私も復帰する時は不安でした。実は私、最初の子を出産した時に2年ほど育児休職を取得しましたが、その間に第二子を授かったため、復帰後すぐにまた2年ほど育児休職を取り、ほぼ4年間MRの仕事から離れていたんです。

萩原連続して育休を取っても社内で咎められるようなことはありませんし、個人の生き方・働き方を尊重してくれる会社ですよね。

二又川本当にそう。でも4年もブランクが空くと、その間に新薬が発売されたり、医療制度なども改定されて、復帰直後は知識のギャップにかなり戸惑いました。しかし、復職後の研修や所属組織での勉強会、eラーニングで自習できる環境が整備されているおかげで、キャッチアップでき育休中のブランクを埋めることができました。こうしたキャリアのサポート体制にはかなり助けられています。

中川チームで仕事をするスタイルも、育休を取る上では良い効果を生んでいると思います。中外製薬では複数のMRで同じ医療機関を担当しているので、私が休んでいる間は他のメンバーがフォローしてくれました。そのためお客様にご迷惑をかけることもなく、業務に大きな支障はありませんでした。

子どもと過ごす時間の大切さを実感し、
働き方を見直すきっかけになった

二又川男性のみなさんは、育休中はどのように過ごされていたのですか?

仲川一人目が生まれた時は、妻の育休明けに子どもを預ける保育所を探すことに奮闘しました。自宅の近所の保育所は激戦区だったこともあり、近隣の区の保育所も含めて探していたため、結局2週間の育休中ずっと保育所探しに明け暮れていました(笑)。二人目の時は、育児に追われている妻をリラックスさせてあげたいと、育休を利用して家族全員で旅行に出かけたりもしましたよ。

木村私の場合、一人目の時は妻の育休が明けるタイミングで育休を取り、慣らし保育の時期をサポートしましたね。二人目の時は妻の出産直後に育休を取って、ずっと上の子の面倒を見ていました。

中川私は子どもが産まれてから半年ぐらいたった後に育休を取り、妻と子どもに料理を作るなど、もっぱら家事をしていました。結婚するまでずっと一人暮らししていたので、けっこう料理が得意なんですよ(笑)

萩原ご家庭によって育休の使い方やタイミングはさまざまなんですね。子どもが小さいうちは世話しなきゃいけないことがたくさんあって本当に慌ただしいので、旦那さんが育休を取得してサポートしてくれるのは本当に助かるし、なにより心強いと思います。

仲川いま振り返ると、もっと長い期間、育休を取ればよかったと思いますね。私も家事をサポートしようといろいろ挑戦してみたのですが、スキルがつく前に育休期間が終わってしまい、ちょっと残念でした(笑)

木村私は育休を取って子育ての楽しさを実感し、もっと育児に関わりたいという想いが強くなりました。子どもと一緒にお風呂に入る時間はリラックスできて、とても幸せな気持ちになりますし、この時間を確保するためにも効率的に仕事をしようと自分のワークスタイルを見直すきっかけにもなりましたね。

中川私もそうです。育休中に子どもと触れ合う時間はかけがえのないものだと感じましたし、復帰後もできるだけ子どもと過ごしたいと意識が変わりました。

フレックス勤務や在宅勤務などがいっそう充実し、
より働きやすい環境に

廣川最近は勤務体系がどんどん柔軟になり、仕事と育児をさらに両立しやすい環境になっていますよね。育児や介護などの理由にかかわらず、誰もが仕事と生活の生産性を高める働き方の実現に向け、全社的に在宅勤務がいっそう推奨されています。

二又川最近、朝5時から夜10時まで自由な時間に働ける新たなフレックス勤務制度が導入されました。たとえば早朝、子どもが起きるまでの時間に集中して資料を作成するなど、より効率的に自分のペースで仕事ができるようになりましたね。

仲川私も早朝から仕事を始めることが多いですね。そうすると日にもよりますが、午後2時3時には仕事を終えて子どもと過ごす時間をたっぷり取ることができます。

萩原在宅勤務をスポットで好きなタイミングに利用することも可能ですよね。私は業務上、海外のグループ会社とやりとりする機会が多いのですが、時差の関係で現地との会議はどうしても夜になってしまいます。そこで、海外グループ会社との会議には自宅から参加することで、家事の時間を確保しています。在宅勤務でないと帰りが遅くなってしまうため、育児との両立はとてもできていなかったです。

中川在宅勤務中、子どもの面倒を見るために1時間だけ離脱する、という働き方もできますしね。僕も良く利用して、すきま時間に子育てをしています。

萩原在宅でリモート会議をしていると、子どもが急にぐずりだすこともありますが、中外製薬の社員は育児との両立に理解があるので、子どもがいても気にせず温かく対応してくれますよね。

廣川制度だけでなく、社内の情報提供サイトも充実していて、「すくすくスクウェア」というHP上に出産・育児を控えた社員のための情報が掲載されています。それを見れば、どんな制度やサービスが活用できるのかすぐにわかるのも助かります。

二又川その「すくすくスクウェア」で知ったのですが、中外製薬では子どもの出産時や小学校入学時に、会社がおもちゃなどのお祝い品をプレゼントしてくれるんです(笑)。そうした心遣いも当社らしいですよね。

子どもがいても海外出張や昇進のチャンスを与えてくれる。
すべて自分次第。

仲川中外製薬では、出産後の女性もどんどん活躍していらっしゃる印象が強いですよね。

廣川私は中外製薬で長らくキャリアを積んでいますが、この会社は社員に対して本当に誠実でフェアな会社だと感じています。子どもがいるからと言って、個人のキャリアを制限するようなことは絶対にしない。意欲さえあれば、子どもがいてもやりたいことにチャレンジさせてもらえます。

萩原廣川さんのおっしゃる通りで、私も育休から復帰して2年も経たないうちに、職場や家族のサポートも得てイギリスに一週間ほど出張しました。海外グループ会社の責任者の方々とのミーティングがロンドンで開催されることになり、私がその企画運営に関わっていたので、ぜひ現地で同席したいと上司に希望したところ、許可してくれました。

廣川きちんと成果を出せば、子どもがいる・いないにかかわらずキャリアアップできますしね。私は子どもが3歳の時にグループマネジャーに昇進し、治験のプロジェクトの責任者を任されました。その後もキャリアを重ね、いまは約30名のメンバーを抱える部門を統括する立場に就いています。

二又川私は出産して子どもを持ったら、チームを率いるようなマネジャーを務めるのは無理だと思っていました。しかし先日、支店内で女性新任マネジャーの体験談をうかがう機会があり、キャリアアップを考えられるようになりました。

萩原チャレンジするもしないも自分次第で、いくらでもチャンスを掴める会社ですよね。これからも育児と両立しながら、どんどん挑戦していきたいと思っています。

木村そう、結局、自分のキャリアを築くのは自分次第なんですよね。それは男性も女性も関係ない。一人ひとりが思い描くキャリアを実現するためのサポート体制があること、そして、自分自身の努力次第でチャンスを掴みに行ける環境があること、それが中外製薬で働く大きな魅力だと思いますね。

中外製薬では、現在、社会的にも注目されている「働き方改革」について、育児・介護等にかかわらず多様な社員一人ひとりが持てる能力を最大限発揮できるような環境整備と、多様な知の有機的な結合によるイノベーションの促進を目指し、労使協働で検討・議論を進めています。
具体的な取り組み内容は以下のページをご覧ください。
ワークライフバランスの取り組み

※本記事の内容、および配属先・所属名称は取材当時のものです。

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