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PEOPLE

ダイバーシティを体現しながら、
グローバルなアライアンス戦略を
牽引する人。

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  • # 事業開発

ソン ジュヒ Song Juhee

事業開発部
2015年入社

  • 学生時代

    学部で生命科学(微生物学)を専攻。

  • 1~5年目

    韓国の製薬企業にて自社品のグローバル導出や他社品の導入およびアライアンスマネジメントなどを担当。

  • 6~7年目

    日本の大学院に留学し、MBAを取得。

  • 8年目

    中外製薬に入社。自社開発品の海外企業への導出業務を担当。

  • 12年目(中外製薬入社4年目)

    ロシュ開発品の導入、自社開発品のロシュ社への導出業務を担当。2021年からロシュ社および第三者からの開発品導入業務を担当。

日本の大学院でMBAを取得し、
中外製薬と出会う。

韓国出身のソンは、母国の大学で生命科学を専攻し、医療を通じて社会に貢献したいと卒業後は韓国の製薬企業に就職。グローバルに活躍しながらキャリアを積みたいという思いもあり、その製薬企業では事業開発を志望し、自社開発品及び技術の海外企業への導出に携わった。その後、国内の別の製薬企業に転職して今度は海外企業からの開発品の導入に関わり、アライアンスを一通り経験したところで、日本の大学院への留学を決意。「製薬の事業開発に求められるビジネスの知識をもっと身につけたいという思いが募り、もともと関心を持っていた日本の商学系の大学院に留学しました。そこでMBAを取得した後、大きな製薬市場を抱える日本で力を試してみたいと転職活動を行いました。」

転職活動中、ソンが中外製薬に出会ったのは、まさに巡り合わせだった。以前の経験が生かせる事業開発のポジションを募集している日本企業はないかと、有力な製薬企業各社のホームページを探索したところ、唯一公募していたのが中外製薬だった。「実は、韓国で勤務していた製薬会社で中外製薬と取引があり、私が直接担当していたわけではなかったのですが、訪れる社員の方々の人柄がとても良く、私も中外製薬に対して良いイメージを抱いていました。実際に面接を受けた際も、ダイバーシティを大切にしていることがうかがわれて、また私のそれまでの経歴を評価してくださり、この会社なら活躍できそうだと入社を志望したのです。」

自ら希望して、
ロシュ社との提携案件を担当。

中外製薬の一員となったソンがまず担当することになったのは、自社開発品の海外企業への導出。ライセンスアウトの候補となる製薬企業をリストアップし、各導出候補先とデューデリジェンスを実施した上、最終導出先を選定しライセンス契約を締結する、その一連の業務を推進していくことが彼女のミッションだった。「以前に韓国企業で導出に携わった経験を生かしつつ、中外製薬の開発品だからこそ提供できる価値をしっかりと相手に説き、お互いにとってメリットのある形で契約を図っていきました。3年ほどこの業務を担当しましたが、この間に二品目のグローバル導出に成功し、会社に貢献することができました。」その後、ソンは自ら希望して、ロシュ社との提携を専門に担うチームに異動することになった。

「ロシュとの戦略的なアライアンスは、中外製薬の大きなユニークポイントです。私としても、中外製薬に入社したからにはロシュ社との提携案件をぜひ経験してみたいと、そう上司に希望したところ機会を与えていただきました。」異動後は、ロシュ開発品の中外製薬への導入、そして中外製薬の開発品をロシュ社へ導出する双方向のアライアンスを担当。スイスの本社にいるロシュ側の担当者と密にコミュニケーションを取りながら業務を推進していった。「今後は機会があれば人財交流プログラムを通じてロシュ社に赴任し、グローバルなスケールで事業開発のキャリアを高めていきたいと思っています。」

患者さん第一の思想が、
事業開発にも貫かれている。

現在は、ロシュ社を含めて海外の製薬企業からの導入案件を主に担当し、より効率的なデューデリジェンスの仕組みづくりなどにも力をふるっているソン。中外製薬に入社し、患者さんのことを第一に想う、その誠実な社風を肌で感じているが、それは事業開発にも表れているという。「社外の第三者とアライアンスを組む時、それによってもたらされる短期的な収益よりも、お互いに信頼できるパートナーシップを築くことを中外製薬は最も大切にしています。そして、患者さんが本当に必要としている薬であるのなら、多少事業価値が限定的でも導入すべきだという意思決定がなされる。患者さんのために正しいことを堂々と主張できる場であり、健全な気持ちでいつも仕事に臨めることが、中外製薬で働く上での大きな醍醐味だと感じています。」

ダイバーシティに関しても中外製薬は大いに進んでいる企業だとソンは言う。「私が入社した頃に比べると周囲に外国籍の社員も増え、それぞれが活躍されています。また、現在の事業開発部の部長はアメリカ人。多様なバックボーンを持った人財が、多様な観点から自由に意見を出して議論し、物事を決定していこうという文化が醸成されています。ですから外国籍の方も、きっと何のギャップもなくチームに参加できますし、いろんなチャンスがつかめると思います。」ソン自身も、ゆくゆくは事業開発と関連する他部門の業務も経験する等して自分を大きく成長させた上で、グローバルレベルの事業開発人財として社内でリーダーシップをとっていきたいと考えている。

※本記事の内容は取材当時のものです。

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