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ロシュ社とのアライアンス

戦略的アライアンスからトップ製薬企業へ

ヒトゲノムの解読により病気が起きる原因がより明確になり、バイオテクノロジーを活用した新薬開発の時代に。バイオテクノロジーによるゲノム創薬の推進には、従来以上に莫大な資金力と世界規模でのリスク対応力が要求されました。中外は、それに応え持続的成長を図るには単独では難しいと判断。2002年以降、ロシュ社と戦略的なアライアンス体制を築き、トップ製薬企業の実現を目指して取り組んでいます。

POINT12001年12月

ロシュ社と戦略的アライアンス締結

2001年12月、中外は、ロシュ社と戦略的アライアンスを締結します。ロシュ社は、世界有数の研究開発型企業として、特にバイオ医薬品の分野で世界をリードしています。トップ同士の考えが合致してスタートしたこのアライアンスの最大の特徴は、中外製薬が上場企業として自主経営を行い、ロシュ(スイス)、ジェネンテック(米国)、中外(日本)がロシュ・グループとしてネットワークの形で連携するという、まったく新しいビジネスモデルである点です。締結から10年にして、中外の売上は1.6倍、営業利益は2倍強に成長するなど、大きなシナジー効果を生み出しています。

POINT22008年

オンコロジー領域No.1

製品ラインナップにロシュ社の抗がん剤を加えた中外は、2008年以降、国内がん領域で売上トップシェアを維持しています。2015年末時点で約500名のがん専門MRを有するオンコロジー・ユニットは、革新的な医薬品とサービスの提供により、患者さんが希望を持って病に立ち向かえるがん医療を実現させることを目指して活動しています。

POINT32005年6月

国産初の抗体医薬品「アクテムラ®」誕生

2005年、中外は国産初の抗体医薬品であるヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ®」を発売しました。国内発売から10年、ロシュ・グループのチャンネルを通じ世界90カ国以上で発売される製品へと成長しました。「国内の医薬品を海外へ」という社名に込められた創業時の想いはこのような形となり、宇都宮の工場で製造された製品が、世界中の患者さんのもとへ届けられています。

POINT42001年6月

個別化医療の推進(第1号:抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン®

分子・遺伝子レベルでの病態解明が可能になることで、従来は同じ病名で診断されていた病気が細分化され、製薬企業はそれぞれの病気の原因にのみ作用する薬剤を開発できるようになりました。ひとり一人の患者さんに合わせ、より高い効果、より少ない副作用を期待できる治療が選択できるようになりつつあります。これが、ロシュ・グループが世界をリードする個別化医療です。

POINT52010年10月

独自の抗体改変技術の第1号「リサイクリング抗体®」技術を発表

中外は独自の次世代抗体技術開発に注力しています。2010年10月、何度でも抗原と結合でき、薬剤の効果を持続させる革新的な抗体工学技術「リサイクリング抗体®」を『Nature Biotechnology』に発表しました。また、その技術を応用して開発された「スイーピング抗体®」は、少ない抗体で多くの抗原を除去できるのが特徴です。これらに続く新しい技術も連続して開発しており、中外製薬は一歩先を行く創薬で治療法の進化に貢献します。

数字で見る中外製薬「売上、営業利益」
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