「CHUGAI INNOVATION DAY 2025」開催レポート

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「CHUGAI INNOVATION DAY 2025」開催

中外製薬株式会社は、2025年11月27日(木)・28日(金)の2日間にわたり、ビジネスカンファレンス「CHUGAI INNOVATION DAY 2025」を丸ビルホール&コンファレンススクエア(東京・丸の内)にて開催しました。

 

創業100周年という記念すべき節目を迎えた今年のテーマは「ヘルスケアの未来を生み出す、イノベーションの交差点。」。
初日には社長の奥田による基調講演が行われ、両日を通じて社内外の登壇者と共に「共創」の重要性と中外製薬が目指すオープンイノベーションの方向性について語られました。今回のイベントは、サイエンスとテクノロジーによるヘルスケア産業の未来を見据え、共創によるイノベーション創発に焦点をあてた外部パートナーとのつながりを作るきっかけとなる場として企画され、業界の垣根を越えた対話と協業の促進を目指しました。

 

現地参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催され、製薬、ライフサイエンス、テクノロジー企業、アカデミア、学生など幅広い層から多数の参加者が集まりました。
本レポートでは、現地でのみ実施されたポスターセッションの様子をメインにお届けします。講演とディスカッションについては、下記のレポートをご覧ください。

 

CHUGAI INNOVATION DAY 2025 開催レポート(DAY1)

CHUGAI INNOVATION DAY 2025 開催レポート(DAY2)

イベントの様子

ポスターセッション

中外製薬の共創イノベーションに焦点を当てた取り組みを紹介するポスター発表を行いました。演題はイベントのコンセプトである「共創」を軸に、社外パートナーとの協働事例や部門横断プロジェクトによるイノベーション創出事例など創薬研究から臨床開発、生産、市販後まで15のテーマで当社の社員が患者貢献を目指した取り組みを紹介しました。
参加者の皆様からも活発な交流をいただき、ヘルスケア業界のコラボレーション活性化につながる機会になりました。

 

参加者の皆様からは、「中外製薬社内、社外のプロフェッショナルの話を聞けた」「コンテンツが充実していた」などの声をいただきました。今後も、このような機会を通じて、イノベーションの創発と業界の発展に貢献してまいります。

ポスターセッションの様子

掲載ポスター一覧

信頼性保証ユニット

・販売情報提供活動監督体制におけるデジタル活用の挑戦

 

デジタルトランスフォーメーションユニット

・分析共創と自律化 ― データドリブン文化の醸成 ―
・中外製薬の量子コンピュータ活用に向けた取り組み

 

PHCソリューションユニット
・ゲノムプロファイリングで拓くがん医療の現在と未来
・「Personalized Healthcare(PHC) Solutions ~ Providing Optimal Value Tailored to Each Individual Patient

 

プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット
・みんなで創る、みんなが使える薬事DX

 

トランスレーショナルリサーチ本部
・ウェアラブルデバイスデータを用いたストレス及びQOL評価の可能性:心拍変動と患者報告アウトカムとの相関分析
・究極のバイオセンサー「鼻」を科学する―脂肪肝で体臭は変わるの?―
・多様な肝障害サンプルを用いた空間トランスクリプトーム解析
~がん免疫療法におけるirAE低減のために分子メカニズムに基づく有害事象治療戦略への新たな発見への挑戦~

 

研究本部
・UKバイオバンク血漿プロテオミクスデータを活用したセリアック病診断マーカーの探索

 

臨床開発本部
・臨床開発データマネジメントの革新:電子カルテ-EDC連携やデータ利活用性向上のための取組み

 

製薬技術本部
・Nemolizumab 中外初の第三者共同開発を通じたグローバル上市

 

医薬安全性本部
・Genetic drivers of severe skin toxicity with immune checkpoint inhibitors (ICIs) in Asian patients

 

営業本部
・“治療”だけじゃない、その先へ‐中外製薬が実現する患者さんの人生に寄り添う情報支援のかたち

 

コーポレート
・AID351のパートナリングを通じたグローバルヘルスへの貢献
・中外製薬創業100周年 記念パネル

 

 

※中外製薬公式note(https://note.chugai-pharm.co.jp/)より転載。記載内容・所属は2025年12月時点のものです。

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