教員の民間企業研修

製薬企業の活動を知っていただくために

2013年7月30日~8月1日の3日間の日程で、中外製薬は東京都葛飾区立小中学校の先生方8名をお迎えして「教員の民間企業研修」を実施しました。この研修は、「経済界と教育界とのコミュニケーションの促進」の一環として(財)経済広報センターが主催するもので、学校の先生方に民間企業で研修を受けていただくことで、企業活動への理解を深め、その知識や体験を授業や学校運営に活かしていただくことを目的としています。当社は2004年からこの研修を受け入れ、今回が9回目です(途中1回休止)。

1日目は本社で「日本の医療制度と医薬品産業」「医薬品の安全対策」「ソーシャルスタイル」「コーチング」について講義を行い、2日目は浮間事業所で午前中に工場スタッフによる解説で中外製薬工業(株)浮間工場の見学、午後は当社人財育成部による体験プログラム「強み発見」を行いました。そして、最終日午前には本社で「企業の社会責任」の講義、午後は先生方と同年代の当社社員4名との間でワールドカフェ形式で意見交換の時間を持ちました。

参加された先生方は皆さん教員歴10年ということから、実際に職場や教室で応用できる知識、スキルなどに対する意識が高く、体験プログラムやコーチングに興味を持たれたようです。また、くすり自体は身近なものであっても、製薬産業にはあまりなじみがないためか、くすりが製品化される確率や工程、販売後の安全対策について、それらにかける時間、コスト、労力に驚き、「研修で得た新たな知識が新鮮な刺激になった」「社員の仕事に対する誇りと愛着を感じた」「人を育てる意識の高さが印象に残った」「プレゼン資料がわかりやすい」などの感想をいただきました。

講義

浮間工場見学

当社社員との意見交換会

体験プログラムを終えて
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