生物実験教室
実験の楽しさを知る機会を子どもたちに提供
中外製薬は次世代を担う子どもたちに「理科や科学の楽しさ、おもしろさを伝えたい」という思いからさまざまな実験教室を開催しています。
2013年7月14日、8月3日の2日間、中外製薬は科学技術館、特定非営利活動法人くらしとバイオプラザ21とともに、生物実験教室「“遺伝子ってなんだろう?”~細胞の観察とDNAの抽出~」を開催しました。参加した79名の小・中学生は、顕微鏡を使った細胞の観察やDNAの抽出実験を行いました。参加した小学生からは「初めて顕微鏡を使うことができて貴重な経験ができた」「自分のDNAを見ることができておもしろかった」といった感想が寄せられました。また、中外製薬グループから両日で16名のボランティアがテーブルアシスタントとして参加し、子どもたちの実験をサポートしました。
さらに、8月21日、22日の2日間、当社は科学技術館、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社とともに生物実験教室「“このお肉は何の肉?” ~リアルタイムPCR法を用いた食品中の牛・豚・鶏肉の検証~」を開催しました。この実験教室には高校生など19名が参加し、ロシュ・ダイアグノスティックス(株)の最先端のDNA増幅装置機器を使って、遺伝子解析の実験に取り組みました。
参加者が当日持ち寄った食品に含まれる「肉」をサンプルとし、そこからDNAを抽出、DNA増幅装置に試薬とともにセットして反応させ、サンプルに「牛・豚・鶏肉」のどの遺伝子が含まれているのかを確認しました。3時間半に及ぶ長時間の実験でしたが、参加者は熱心に取り組み、活気あふれる実験教室となりました。
当社は次世代を担う子どもたちに理科や科学への興味・関心を深めてもらえるよう、今後も同様の活動に積極的に取り組んでいきます。
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