中外エコキッズ・プログラム(2011年度)

エネルギーの大切さを実感

2011年7~8月にかけて中外製薬グループの従業員の子どもたちを対象に、環境教育プログラム「キッズISO 14000プログラム入門編」(注1)を実施しました。これまで小学5~6年生を対象としていましたが、3月11日に発生した東日本大震災の影響を受けて、各家庭でも節電が求められていることから、今年はエネルギー問題や環境問題に意欲的な小学4年生も参加対象としました。中外エコキッズ・プログラムとして2007年から継続的に実施しているこのプログラムに参加した子どもたちは、「中外こども環境役員」に任命され、猛暑のなか、家庭での省エネ・省資源など環境負荷低減にリーダーシップを発揮しました。

キッズISO 14000プログラム入門編 −参加した子どもたちからの感想−
「どうしたらエネルギーを大切に使うことができるのかを考えてやってみたことが楽しかったです。これからも続けたいと思います。」(小学4年)
「最初はめんどうくさくてメーターをチェックするのもいやだと思ったけど、エコキッズ・プログラムをしてどのくらい省エネができているか時々ワクワク家のメーターを見ていたので、今思えばやって良かったなと思いました。」(小学5年)
「毎朝調べるのは、とても大変でした。しかし、これからどのようなことをすればいいのかが分かり良かったです。『節電』を通して家族で協力し合えて良かったです。これからもまだ暑い日は続くと思うけど熱中症に気をつけながら『節電』を頑張っていきます。」(小学6年)
キッズISO 14000プログラム入門編 −参加した家族からの感想−
「普段スイッチを押せば点く電気、何気なく使用している水道など、家でどれだけの使用量があるのかを体感出来たのではないかと思います。今年東日本大震災で長時間の停電を経験し、電気・ガス・水道の有難味を身を持って知ったので、エコキッズによる節約の大切さと難しさを痛感したようでした。残念ながら、異常気象による夏の温度差が影響したこともあり、節約目標を達成できませんでしたが、本人にとって良いきっかけになったと感じています。」
「身近な環境問題を通じて、PDCAサイクルを考え実践することができ、漠然とではありますが問題解決の手法が学べたと思います。東日本大震災以降の節電の取り組みも具体的に考え、子どもがリーダーシップを持って行動できていました。継続することが次の課題になると思いますが、引き続き家庭で取り組んでいきたいと思います。『きっかけ』を与えていただいたプログラムに感謝いたします。」
「娘が中心になって作戦を立て、家の中のルールとして実践することにより、電気・ガス・水道の使用量を減らすことができました。それによって達成感を得ることができ、娘は大変満足したようです。たった2週間でしたが、娘の成長を真近に見ることができ、大変嬉しく思いました。」
  • (注1)「キッズISO 14000プログラム」: 国際芸術技術協力機構(ArTech)が開発し、国内および国際的に展開している環境教育プログラムです。
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