2026年10月27日

中外製薬とお茶の水女子大附属高が「博士人材を増やすには」をテーマに政策提言体験授業を実施

―産学連携で次世代育成―

社会貢献 次世代育成

中外製薬は、これからの社会の担い手となる次世代に対して、学生向けキャリア教育の推進および科学や医薬への興味・関心を高めてもらうことを目的にした活動を実施しています。

中外製薬とお茶の水女子大学附属高等学校は、6月18日と7月2日にお茶の水女子大学附属高等学校で、同校の高校3年生約120名を対象とした「政策提言体験」授業を実施しました。社会課題を自分ごととして捉え、解決策を自ら考える政策提言の授業を、企業と学校が連携して実施することは、全国的にも珍しい取り組みです。

提言のテーマは「日本で博士人材を増やすためにはどうすればよいか」。 生徒たちは、博士人材の研究職を含む中外製薬の社員4名から、博士号取得までの経験や苦労した点などを聞いた上で、自ら政策提言を検討し、発表しました。生徒からは「企業による社会人博士進学への支援の必要性」「初等中等教育における博士課程・研究への関心を育む教育機会の拡充」など多様な視点から提言が出されました。提言は、お茶の水女子大学、お茶の水女子大学附属高等学校、理系女性育成啓発研究所、中外製薬の4団体を通じて「博士人材に関する産学協議会合」事務局に提出しました。高校生が提言を同事務局に提出することは初めてです。同会合は、経団連側企業の社長など8名、大学側学長など7名の計15名の委員で構成され、博士人材の育成・活躍推進に取り組んでいます。企業側委員には、当社社長の奥田修、大学側委員にはお茶の水女子大学の佐々木泰子学長が参画しています。また、会合では、奥田が本授業について発表しました。

参加された生徒さんから寄せられた感想

  • 政策提言体験では、8人で一つの課題に対して意見を出し合い、博士人材不足の現状について自分ごとのように捉え、議論ができて非常に興味深かった。博士人材を増やすためには様々な観点からのアプローチが可能だが、今の日本の現状にあった方法で博士人材を増やしていくべきだと思った。日本は現状で博士人材を増やす取り組みは行われているが、海外に比べるとまだまだなので、喫緊の課題だと知ることができた。
  • 政策提言という、今までやったことのないような経験をさせていただいて、今まで自分とは全く関係ないと思っていたことを自分ごととして考えることの重要性を学ぶことができました。人生にはいろいろな選択があるんだということを実感しました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

当日の授業の様子

生徒から社員への質疑応答の様子

生徒から社員への質疑応答の様子

生徒がホワイトボード等を使い本音で議論し提言を作成している様子

生徒はホワイトボード等を使い本音で議論し提言を作成

社員が講演している様子

博士人材など4名の社員が講演

社員が講演している様子

【授業に関する報道の一部】

先端教育オンライン(2026年7月16日) 「博士人材増やすには」高校生が政策提言体験授業
https://www.sentankyo.jp/articles/2eb08dfb-a62c-4407-8112-5cca0539b892


【関連情報】

当社の次世代育成の取り組みについて詳しくはこちらをご覧ください。
社会貢献における3つの優先分野

内閣府「理工チャレンジ」HP当社ページ
https://www.gender.go.jp/c-challenge/kyouryoku/kigyou/140.html