2021年12月23日
当社CEOと患者団体代表者によるダイアログを実施
当社は2020年と2021年にCEOと患者団体代表の皆さまとのダイアログを開催しました。その目的は、顔を合わせる機会の少ない両者が集い、率直に語り合うことで、それぞれが目指しているものや抱える課題、悩みや想いを共有し、相互理解を深めることにありました。
初めての開催となった2020年には、がん患者団体の6名の代表の方々そして、8名のオブザーバーと、当時のCEO(現・代表取締役会長)小坂が「患者さんにとって価値ある薬剤とは」「PPI(Patient and Public Involvement:医学研究への患者・市民の参画)を進めるために必要なこと」「社会課題の解決に向けた企業と患者団体の協働」という3つのテーマについてお互いの課題や取り組み、想いなどを共有いたしました。
2020年のダイアログの様子
エポックメイキングだった2020年のダイアログに続き、2021年にはがん領域以外の患者団体の方々にも参加いただき、CEO奥田と共に「医薬品開発への患者さんの参画」や「情報提供のあり方」といったテーマについて疾患領域を超えて議論を行いました。
2021年のダイアログの様子
大切なのは、対話を通して共有された課題を解決していくこと、そのために考え行動を起こすこと、それが患者中心の持続可能な医療の実現につながると考えています。2020年のダイアログで挙げられた8つの課題については既に取り組みを開始し、2021年の内容についても議論を始めました。
どのような課題が挙げられたのか、患者団体が医療や製薬企業に望むこととは何か、当社はその課題や想いにどう答え、取り組もうとしているのか、2020年、2021年のダイアログの詳細については是非こちらの報告書をご覧ください。