2019年03月02日

「中外製薬2019親子で楽しむチェアスキー教室 in 舞子スノーリゾート」に特別協賛

障がい者スポーツ

3月2日~3日に日本チェアスキー協会が主催する「中外製薬2019親子で楽しむチェアスキー教室」に特別協賛しました。今年で4年目となるこの活動では、足の不自由な子どもたちが雪上でのチェアスキーを体験し、家族と共に楽しみながらスポーツをする機会を提供しています。前日から社員のガイドボランティアは現地に入り、日本チェアスキー協会、障がい者スキースクール・ネージュからの指導を受け、子どもたちの受け入れに備えました。

教室が始まり2日間、13名のチェアスキー参加者は、仲間やガイドと共に滑走し、それぞれのペースに合わせた練習をしました。そして2日目の最後には、自分で決めた目標に向い練習した成果を、仲間や家族の見守る中一人ずつ滑走しました。真剣な目で風を切り滑降する姿に、見守る家族やスタッフは心からの拍手を送りました。

チェアスキー参加者から「滑れるようになったから家族と一緒にゲレンデで楽しむことができて本当にうれしかった」「もっともっと練習して上手になりたい」などの声がありました。適切な器具やサポートがあれば、このようにスキーを楽しむことができます。そして一緒にスキーを楽しむことは、よりお互いの理解に繋がっていくようです。

【サポートした社員からの感想】
私が担当したのは、脳性麻痺により胸から下の筋力が不自由な10歳の女の子でした。車いすで元気に動き回る同世代の他の参加者に比べ、その障害は重たく感じられ、バイスキーを台車のように押すだけになるのだろうとイメージしていました。(*バイスキー:2本の板がついた比較的安定感のあるチェアスキー)

ところが彼女には、健常者である双子のお姉ちゃんと一緒に滑りたいという目標があり、少ない握力でアウトリガーの操作を工夫し、二言目には「一人で滑る」と言いながら、疲れも見せずに頑張り続け、2日目にはロープガイドで見事なスピードで滑走するまでの上達を見せてくれました。また、洋楽やドラマ、小説が好きなことから、脚本家であればなれるかもと、キラキラした笑顔で夢を語る姿もあり、初対面で「できるはずがない」と思ってしまった自分を恥ずかしく感じるとともに、「やるための工夫」の大切さを、改めて実感しました。(ボランティア社員)

~中外製薬はこれからもチェアスキーを身近に楽しんでいただけるよう応援していきます~

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