PHARMONY ONE

創薬研究から製造販売後に至る全てのバリューチェーンで患者さんの声を取り入れる活動「PHARMONY」を全社機能に広げていく上で、社員と患者さんが交流できる機会を設け、『患者中心』の更なる社内浸透を図ることを目的に、患者さんと社員の対話型プログラム「PHARMONY ONE(ファーモニーワン)」を開始しました。
PHARMONY ONE の ONEには「活動の第一歩、一体感、共創」の意味が込められています。
PHARMONY ONEが目指すのは、社員一人ひとりの意識変化・行動変容を喚起するとともに、患者さんとの対話で得られた学びや気づきを各部署に持ち帰り、業務における「患者中心」の実践を後押しすることです。 加えて、参加いただく患者さんにとっても、製薬会社への期待や協働の意義を感じていただき、相互理解を深める機会を提供します。

社員と患者さんが一緒にアイデアを出し合い、解決案を考える共創ワークショップの様子

ハーベスト(収穫と感謝)として「心に響いたこと」や「これから取り組みたいこと」を共有しました
社員の声
闘病中「毎朝目が覚めて生きているだけで幸せを感じる」という言葉が印象深かった。患者さんの生きる希望を絶えさせない医薬品をこれからも創っていきたい。
友人、医療関係者などによる精神的なサポートが大事であり、さらには恋愛の悩みや結婚、妊孕性の問題、社会との関わりの大変さなど、多くのハードル・課題を抱えているのだと感じた。より分かり合える環境を作りたいと思った。
今回の体験を通じて、具体的に患者さんの顔が思い浮かべることができようになり、そのことが日々の業務で壁にぶち当たった時に背中を押してくれると思う。
ご参加いただいた患者さんの声
社員の方が患者に対して真摯に私事として考えている姿に感服した。
私が今生きている理由である薬を作ってくださる皆さんのことを知り、製薬会社が患者と向き合っていることを知ることができ、嬉しかった。
スティグマ(思い込みや偏見)についてグループの皆さんと意見交換できたのが印象的でした。
今回は貴重な経験とご縁も頂き、ありがとうございました。今後の治療や生きていく事への自信と励みになりました。