2025年01月14日
高校生を対象に治験・医薬品開発に関する授業を実施
社会貢献 次世代育成
中外製薬は、これからの社会の担い手となる次世代に対して、学生向けキャリア教育の推進や科学や医薬への興味・関心を高めてもらえるような活動を実施しています。
2024年は、神奈川県立多摩高等学校、横浜中華学院(高等部)の2校の学生に対し、当社で医薬品開発に従事する社員が中心となって「治験と臨床開発の仕事に関する授業」を実施しました。授業では講義やグループワークを通じて、新しい薬ができるまでのプロセスや治験デザインの検討を体験いただきました。なお、本授業は、2023年に引き続き、2年目の実施となりました。

中外ライフサイエンスパーク横浜で実施した「治験と臨床開発の仕事に関する授業」の様子

高校で実施した「治験と臨床開発の仕事に関する授業」の様子
参加者からは前向きな感想が数多く寄せられました。
- 薬の候補があったとしても、薬として世に出て使われるのが0.01%しかないということに驚きました
- 治験が新薬の承認を得るために重要なステージだということが分かりました
- 治験で協力している人がやめたいと言ったらやめられるということを知り、やはり患者さんのことを第一に考えているのだなと思いました
- 私たちが考えていたよりも、臨床開発の仕事は、ずっと慎重で大変なものだと感じました