中外製薬のニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。
2022年02月24日
- 医薬品
- 経営・財務
エディロールカプセルに関する特許権侵害訴訟における東京地方裁判所の判決について
上場会社名 | 中外製薬株式会社 | |
コード番号 | 4519(東証1部) | |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町2-1-1 | |
代表者 | 代表取締役社長 CEO | 奥田 修 |
問い合せ先 | 責任者役職名 | 広報IR部長 |
氏名 | 笹井 俊哉 | |
電話番号 | 03(3273)0554 |
当社は、骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD3製剤)エディロール®カプセル0.5µg、同0.75µg(一般名エルデカルシトール。以下、エディロールカプセル)の後発医薬品に関し、当社が保有する特許に基づいて、沢井製薬株式会社、日医工株式会社及び日産化学株式会社に対して2021年2月17日に提起した訴訟において、東京地方裁判所が本日、原告の請求を棄却する旨の判決を言い渡したことをお知らせいたします。
記
- 訴訟の提起および判決のなされた日
2021年2月17日 訴訟の提起
2022年2月24日 判決言い渡し - 訴訟の原因及び判決に至った経緯
2020年2月17日、沢井製薬株式会社及び日医工株式会社が、エディロールカプセルの後発医薬品(以下、当該後発品)の製造販売承認をそれぞれ取得しました。当社は、沢井製薬株式会社及び日医工株式会社は、当該後発品の原薬(以下、当該原薬)の製造を日産化学に委託し、日産化学から当該原薬を購入し使用して、当該後発品を製造し販売しており、その際、上記3社は、当該後発品の製造及び販売のため、当社保有特許の権利範囲に属する結晶形を生産し使用していると認識しています。
この状況を受けて、当社は、当社が保有する特許第3429432号に基づいて、沢井製薬株式会社、日医工株式会社及び日産化学株式会社に対し、当該後発品についての当社保有特許の権利範囲に属する結晶形の生産及び使用の差止め、廃棄、並びに損害賠償を求めて、東京地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起いたしました。これに対し、本日、東京地方裁判所において当社の請求を棄却する旨の判決が下されました。
- 訴訟の相手先
- 名称:沢井製薬株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区宮原5丁目2-30 - 名称:日医工株式会社
所在地:富山県富山市総曲輪一丁目6番21 - 名称:日産化学株式会社
所在地:東京都中央区日本橋二丁目5番1号
- 名称:沢井製薬株式会社
- 今後の見通し
現時点で当社の業績に及ぼす影響はございません。なお、当社は判決の内容を踏まえた上で、今後の対応を検討してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部
- 報道関係者の皆様
- メディアリレーションズグループ
- Tel:03-3273-0881
- mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
- 投資家の皆様
- インベスターリレーションズグループ
- Tel:03-3273-0554
- mailto: ir@chugai-pharm.co.jp