中外製薬のニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

2021年10月19日

がんのウイルス療法「OBP-301(テロメライシン)」に関する独占的ライセンス契約解消の決定に関するお知らせ

上場会社名 中外製薬株式会社
コード番号 4519(東証1部)
本社所在地 東京都中央区日本橋室町2-1-1
代表者 代表取締役社長 CEO 奥田 修
問い合せ先 責任者役職名 広報IR部長
氏名 笹井 俊哉
電話番号 03(3273)0554

当社は、がんに対するウイルス療法である「OBP-301(テロメライシン: suratadenoturev)」(以下、「OBP-301」)を対象に、オンコリスバイオファーマ株式会社(以下、「オンコリス」)と2019年4月8日付で締結したライセンス契約を下記の通り解消することを、オンコリスと合意いたしましたのでお知らせいたします。正式解約日は、最長2022年10月までとし、今後オンコリスと協議の上決定いたします。本契約の解消により、当社が保有するOBP-301に関する全ての権利はオンコリスに返還されます。また、今後、両社間において本契約に基づくマイルストンの支払及び受領は発生しません。

  1. 契約解消の理由

    当社は、2019年4月8日付でオンコリスとの間でライセンス契約を締結し、OBP-301の国内開発を進めて参りましたが、今後、両社の協業によって開発を進めることが本剤の製品価値最大化につながらないという判断に至りました。なお、本判断は、OBP-301の有効性・安全性の問題によるものではありません。進行中の国内の臨床試験については、当面は当社が継続して実施し、その後両社合意の上でオンコリスに引き継いでいく予定です。

  2. 契約解消の内容

    OBP-301の日本・台湾における開発・製造・販売に関する再許諾権付き独占的ライセンスを中外製薬に付与し、日本・台湾・中国・香港・マカオを除く全世界における開発・製造・販売に関する独占的オプション権を当社へ付与するライセンス契約の解消。

  3. 契約解消の相手先の概要
    1. 名称:オンコリスバイオファーマ株式会社
    2. 所在地:東京都港区虎ノ門4-1-28
    3. 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 浦田 泰生
  4. 今後の見通し

    本契約解消による当社の2021年12月期の連結業績に与える影響はございません。

以上

本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部

  • 報道関係者の皆様
  • メディアリレーションズグループ
  • Tel:03-3273-0881
  • mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
  • 投資家の皆様
  • インベスターリレーションズグループ
  • Tel:03-3273-0554
  • mailto: ir@chugai-pharm.co.jp
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