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2020年12月18日
骨粗鬆症治療薬「エディロール」 中国において承認を取得
- エディロールは日本に次いで中国でも骨粗鬆症の治療薬として承認
中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役会長 CEO:小坂 達朗)は、当社の100%子会社である日健中外科技(北京)有限公司(本社:北京市、董事長:三井 浩輔)が、当社が創製した活性型ビタミンD3誘導体エルデカルシトール(販売名:エディロール®)について、国家薬品監督管理局(NMPA)より承認を取得したことをお知らせいたします。
代表取締役社長 COOの奥田 修は、「エディロールが骨粗鬆症の治療薬として、NMPAから承認されたことを大変嬉しく思います」と述べるとともに、「日本で骨粗鬆症治療のベース薬として高い評価を得ているエディロールを通じ中国の骨粗鬆症治療に貢献できるよう、販売開始の準備を進めてまいります」と語っています。
中国における骨粗鬆症の患者数は現在約6,900万人と推定されています*。骨粗鬆症の治療目的は骨折を予防し、骨折に伴う運動器の障害や内臓機能障害、寝たきりを防ぎ、患者さんのQOLの維持・改善を図ることです。このため、医療現場では骨量を増やし骨折の発生を抑制する薬剤が求められています。
エディロールについて
エディロールは、中外製薬が創製した活性型ビタミンD3誘導体であり、カルシウム代謝および骨代謝改善作用を有する薬剤です。日本では、2011年4月より骨粗鬆症を適応症として販売を開始しました。国内の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」において、活性型ビタミンD3製剤として骨密度上昇、椎体骨折抑制についての有効性の評価グレードでAを獲得しています。
上記本文中に記載された製品名は、法律により保護されています。
* THE ASIA-PACIFIC REGIONAL AUDIT Epidemiology, cost & burden of osteoporosis in 2013 IOF
以上
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