2020年07月20日

患者さん中心の質の高いがん医療の実現に向けたCity Cancer Challenge Foundationとのヤンゴンにおけるパートナーシップについて

 中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役会長 CEO:小坂 達朗)は、City Cancer Challenge Foundation(以下、C/Can)とのパートナーシップにより、チーム医療を通じ、患者さん中心の質の高いがん医療の実現を目指すプロジェクトをミャンマー・ヤンゴンで実施することをお知らせいたします。

 中外製薬は、中期経営計画IBI 21の戦略テーマである「Sustainable基盤強化」実現に向け、6つの重点強化領域を掲げています。今回の新たな提携は、ヤンゴンにおける質の高いがん医療へのアクセスの向上を目的とするものです。中外製薬はがん領域の日本のリーディングカンパニーとしてチーム医療の支援に長年携わっており、今回の取り組みは、東南アジア地域において開始する今年2つ目のプロジェクトとなります。

 中外製薬およびC/Canは、現地の医療関係者を対象とした一連の能力開発活動を通じてがん医療の質の向上を支援してまいります。このプロジェクトは、ヤンゴンで実施された医療実情分析を基に特定された、優先順位の高いがん種の治療について、医師、看護師、薬剤師等が協力して行う集学的かつ科学的根拠に基づく臨床における意思決定アプローチを導入し、普及・定着させることを目的としています。3年間でがん治療に携わるヤンゴンの医療関係者約400名に貢献することを想定しており、患者さん中心のアプローチに向けた発展を促します。

 C/Canは、都市ベースのパートナーシップイニシアチブであり、官・民の関係者ががんへの対策を共同で立案、計画、実施する方法を変革することにより、世界各国で質の高いがん治療へのアクセスを改善することを目的としています。2017年7月よりヤンゴンで活動が開始され、C/Canの支援の下、Yangon Executive and Technical Committeesにより、ヤンゴンにおけるがん医療の現状とニーズについて包括的なアセスメントが実施されました。

 C/Can CEOのSusan Henshall氏は、「ヤンゴンにおいて、チーム医療によるアプローチと地域の状況に合った臨床管理ガイドラインの欠如が、質の高いがん治療を実現していく上での主要な課題であることが明らかとなりました。中外製薬とのパートナーシップは、現地の質の高いガイドラインとプロトコルの開発に向けた取り組みを通じてヤンゴンにおけるがん治療提供の在り方を変革し、がん患者さんが実感できる具体的な成果がもたらされることを確実にするものです」と述べています。

 中外製薬 上席執行役員 渉外調査部、グローバルヘルスポリシー担当の河野 圭志は、「中外製薬のグローバルヘルス活動では、当社の強み、技術、専門性を活かすこと、そして低中所得国を中心に保健医療の持続的な向上に貢献することを重視しています」と述べるとともに、「中外製薬は、患者中心の高度で持続可能な医療の実現を目指しています。C/Canとの連携によって、ヤンゴンで患者さん中心の質の高いがん治療やケアを目指す取り組みをサポートできることを大変嬉しく思っております。今後も現地のニーズを第一に考え、我々の強みを活かしながら保健医療へのアクセスの持続的な向上を目指して活動を展開してまいります」と語っています。

質の高いがん治療について
 質の高いがん治療は複雑であり、各医療関係者が適時適切に患者さんに付加価値の高いケアを提供することでチーム全体として適切な機能が働くようにする必要があります。医療関係者間のコミュニケーション不足は、治療計画の遅延、治療効果の低下、検査の不必要な重複、医療資源の誤った配分、不完全なフォローアップなど、患者さんのQoL低下につながる可能性があるためです。

City Cancer Challenge Foundationについて
 City Cancer Challenge Foundation(C/Can)は、公平で質の高いがん治療へのアクセス向上に取り組むことにより世界中の都市を支援しています。C/Canは都市ベースのパートナーシップイニシアチブであり、官・民の関係当事者ががんへの対策を共同で立案、計画、実施する方法を変革することにより、世界各国で質の高いがん治療へのアクセスを改善することを目的としています。このアプローチは、現地の状況理解を反映した、グローバル、地域および現地パートナーネットワークのサポートにより、データに基づいた解決策を作り上げることで、都市が国レベルの影響を与えることができるという基本原則に基づいています。ダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会2017で国際対がん連合(UICC)により設立され、2019年1月にスイスの独立財団となりました。

中外製薬について
 中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業です。ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開し、アンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
中外製薬に関するさらに詳しい情報は https://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧下さい。

以上

本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部

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