2020年02月04日

気候変動イニシアティブ(JCI)メッセージおよび気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同について

 中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:小坂 達朗)は、このたび、気候変動イニシアティブ(JCI: Japan Climate Initiative)による「気候変動対策強化を求めるJCIメッセージ」および気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD: Task Force on Climate-related Financial Disclosures)による提言に対し賛同を表明したことをお知らせいたします。

 当社は、中期経営計画IBI 21における重点テーマの一つに「Sustainable基盤強化」を掲げ、中外製薬グループのミッションと、経済、社会、環境に当社の事業がおよぼす影響を踏まえて特定した重要課題(マテリアリティ)への取り組みを強化しています。当社の重要課題の一つでもある地球環境分野では、気候変動による事業活動への影響がリスクと機会の両面から重大さを増しており、気候変動対策は企業の喫緊の課題として認知されるに至っています。

 JCI(URL: https://japanclimate.org/)は、脱炭素社会の実現に向け、気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどのゆるやかなネットワークであり、中外製薬は2018年7月の発足時より参加しています。このたび発信された「気候変動対策強化を求めるJCIメッセージ」は、温室効果ガス排出量削減目標 (NDC) の改定を含む、パリ協定に基づく我が国の国別目標の強化を求めるものであり、当社もJCI参加企業として、他のメンバー団体と共に地球環境問題解決へのさらなる貢献を目指してまいります。

 TCFD(URL: https://www.fsb-tcfd.org/、英語のみ)は、民間主導による気候関連財務情報の開示に関するタスクフォースとして、2015年のG20における各国首脳の要請を受けて金融安定理事会が設置しました。当社はTCFDの提言に賛同し、そのフレームワークに基づき、気候変動対策に関するガバナンスの強化や、リスク・機会の分析とその財務的な影響等を踏まえたシナリオ分析を進め、気候変動リスクと機会への対応およびさらなる情報開示の充実に取り組み、当社の持続的な成長の基盤を強化してまいります。

以上

【参考情報】
1)中外ウェブサイト サステナビリティサイト 環境への取り組み
https://www.chugai-pharm.co.jp/sustainability/environment/index.html


2)気候変動アクション日本サミット宣言への賛同について(2018年10月15日発表プレスリリース)
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20181015120000_771.html

本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部

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  • Tel:03-3273-0881
  • mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
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