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2026年09月07日

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中外製薬創製のネモリズマブに関する研究成果が第11回JBDA創薬大賞を受賞

  • 中外製薬が創製したヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブに関する研究成果が、第11回JBDA創薬大賞を受賞
  • ネモリズマブは、網羅的なサイトカイン受容体研究から見出された自社オリジンの標的を起点として、そう痒におけるIL-31シグナルの重要性に着目し創製
  • 本受賞は、そう痒の病態解明と新たな治療選択肢の創出に加え、標的探索から病態理解、抗体創製、開発に至る一貫した中外製薬独自の創薬研究が評価されたもの

 中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:奥田 修)は、当社が創製したヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブに関する研究成果が、第11回JBDA創薬大賞を受賞することになりましたので、お知らせいたします。

 JBDA創薬大賞は、NPO法人日本バイオベンチャー推進協会(JBDA)が、画期的な医薬品の創出に寄与する革新的な研究成果を挙げ、医学・医療の発展に多大な貢献をした研究者に贈呈するものです。

 代表取締役社長 CEOの奥田 修は、「このたび、当社が創製したネモリズマブに関する研究成果が、第11回JBDA創薬大賞を受賞することを大変光栄に思います。ネモリズマブは、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹に伴うそう痒という、患者さんの生活の質に大きな影響を及ぼす症状に対して、新たな治療価値をもたらしてきました。本受賞は、そう痒の病態解明に加え、標的探索から開発に至る一貫した創薬研究の成果が評価されたものと受け止めています。また、本成果は京都大学をはじめとする多くの研究者や医療関係者との連携、ならびにマルホ社およびガルデルマ社との協働によって、国内外の患者さんに価値を届けることができたものです。引き続き、独自のサイエンスと技術力を基盤に、患者さん一人ひとりの生活に真に貢献する革新的な医薬品の創出に取り組んでまいります」と語っています。

受賞概要

受賞テーマ ヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブの創製と開発への貢献
受賞者

大山創平、倉持太一(中外製薬株式会社)

椛島健治教授(京都大学大学院医学研究科)
功績 中外製薬が創製したヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブについて、皮膚疾患に伴うそう痒に着目した新たな治療アプローチの創出と、国内外での臨床開発・実用化に貢献したこと
授賞式 2026年12月9日(水)東京大学・弥生キャンパス中島董一郎記念ホールにて

ネモリズマブについて

 ネモリズマブは、中外製薬が創製したヒト化抗ヒトIL-31受容体A(IL-31RA)モノクローナル抗体であり、IL-31と競合的にIL-31RAに結合することにより、IL-31の受容体への結合及びそれに続く細胞内へのシグナル伝達を阻害し、そう痒を抑制します1IL-31RAは、中外製薬の網羅的なサイトカイン受容体研究から見出された自社オリジンの標的であり、この独自の標的保有と病態知見を捉えた創薬着想がネモリズマブの誕生につながっています。

 日本では、マルホ株式会社がミチーガ®として、アトピー性皮膚炎に伴うそう痒および結節性痒疹を対象*1に販売しています。

 海外では、ガルデルマ社がNEMLUVIO®として、結節性痒疹およびアトピー性皮膚炎を対象*2に米国や欧州などで販売しています。

*1:いずれも既存治療で効果不十分な場合

*2:米国における適応症は、成人の結節性痒疹、12歳以上の小児および成人の中等症から重症のアトピー性皮膚炎(既存の外用処方薬では症状が十分にコントロールできない場合)です。欧州における適応症は、全身療法が適応となる成人の中等症から重症の結節性痒疹、全身療法が適応となる12歳以上の小児および成人の中等症から重症のアトピー性皮膚炎です。

 上記本文中に記載された製品名は、法律により保護されています。

出典

  1. Oyama S., et al. Cynomolgus monkey model of interleukin-31-induced scratching depicts blockade of human interleukin-31 receptor A by a humanized monoclonal antibody. Exp. Dermatol. 2018; 27(1): 14-21

 

以上

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