2025年12月11日
- 研究開発
- 経営・財務
グローバルなオープンイノベーションの加速に向け、米国サウスサンフランシスコにパートナリングオフィスを開設
- 2026年1月より業務開始
- 米国のアカデミアやベンチャー企業とのネットワークを強化しオープンイノベーションを加速
- グループ企業間のネットワーク強化でグローバルなパートナリング体制の確立を目指す
中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:奥田 修、以下「中外製薬」)は、100%子会社であるChugai Pharma USA, Inc.(中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド、本社:米国ニュージャージー州、社長:相田 智志、以下「CPUSA」)のサウスサンフランシスコ支店として、米国パートナリングオフィス(以下「Chugai Partnering US Office」)を開設し、2026年1月より業務を開始することをお知らせいたします。
中外製薬は、2030年に世界のヘルスケア産業のトップイノベーターとなることを目指しており、その実現に向けてオープンイノベーションを重要なキードライバーの1つと位置付けています。この度、グローバル製薬大手や研究機関で事業開発の要職を歴任したAndrew Wongをヘッドに迎え、Chugai Partnering US Officeを開設することで、米国のアカデミアやベンチャー企業とのネットワークを強化し、戦略的な外部提携活動を推進してまいります。
さらにChugai Partnering US Officeは、中外製薬の各国パートナリング機能と連携し、グローバルなオープンイノベーションを加速します。中外製薬本社(日本)および100%子会社であるChugai Pharma Europe Ltd.(UK)やChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.(シンガポール)は、これまでも現地企業や研究機関との提携活動を推進してきました。今回のChugai Partnering US Office開設により、各国パートナリング機能間のネットワークをさらに強化し、グローバルなパートナリング体制を確立してまいります。また、Chugai Venture Fund(米国ボストン)による外部ベンチャー企業や先進的な技術への投資活動と併せて、さらなるイノベーションの創発を目指します。
中外製薬 代表取締役社長 CEOの奥田 修は「Chugai Partnering US Officeが来月より本格始動することを大変嬉しく思います。当社はこれまで以上に米国のアカデミアやベンチャー企業とのネットワークを強化することで、中外製薬の創薬技術と相乗効果のある外部技術や標的特定技術の探索を推進します。そして、各国のパートナリング機能との連携を通じて、グローバルなオープンイノベーションをさらに加速させていきます」と語っています。
【米国パートナリングオフィスの概要】
名称:Chugai Partnering US Office
所在地:601 Gateway Blvd, South San Francisco, CA 94080
代表者の役職・氏名:Head of Chugai Partnering US, Andrew Wong
業務内容:
- 米国アカデミア、スタートアップとの提携探索および外部連携促進
- 米国エコシステムの情報収集、米国におけるアカデミア、ベンチャーキャピタル、スタートアップとのネットワーク構築
- グローバルにおける中外製薬の認知向上
中外製薬株式会社について
中外製薬(本社:東京)は、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとする、研究開発型の製薬企業です。ロシュ・グループの重要なメンバーであるとともに、東京証券取引所プライム市場の上場企業として、自主独立経営の下、アンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧ください。
Chugai Pharma USA, Inc.(CPUSA)について
中外製薬の100%子会社であるCPUSAは、中外製薬で創製された革新的な医薬品の米国における開発・申請の支援業務を行っています。
以上
本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部
- 報道関係者の皆様
- メディアリレーションズグループ
- Tel:03-3273-0881
- mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
- 投資家の皆様
- インベスターリレーションズグループ
- Tel:03-3273-0554
- mailto: ir@chugai-pharm.co.jp