ロシュ社によるギレデストラント酒石酸塩に関する発表について（第III相evERA試験結果）

　中外製薬株式会社（本社：東京、代表取締役社長 CEO：奥田 修）は、ロシュ社が9月22日に、選択的エストロゲン受容体分解薬ギレデストラント酒石酸塩のホルモン受容体陽性乳がんを対象とした第III相臨床試験（evERA試験）のトップライン結果に関するプレスリリースを行いましたのでお知らせいたします。

　主要評価項目であるITT（intent-to-treat）集団およびESR1変異陽性集団における無増悪生存期間（PFS）において、ギレデストラント酒石酸塩とエベロリムスとの併用は、標準治療であるホルモン療法とエベロリムスの併用と比較し統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善が示されました。ギレデストラント酒石酸塩とエベロリムスとの併用の忍容性は良好であり、各薬剤の既知の安全性プロファイルと一致しており、新たな安全性上の懸念は示されませんでした。

　本試験の詳細な結果は今後の医学学会にて発表される予定です。

　詳細は、以下ロシュ社のプレスリリースをご参照ください。

　Positive phase III results show Roche’s giredestrant significantly improved progression-free survival in ER-positive advanced breast cancer

　https://www.roche.com/media/releases/med-cor-2025-09-22

　上記本文中に記載された製品名は、法律により保護されています。

以上