中外製薬株式会社（本社：東京、代表取締役社長 CEO：奥田 修、以下、中外製薬）および東和薬品株式会社（本社：大阪、代表取締役社長：吉田 逸郎、以下、東和薬品）は、2022年8月15日に中外製薬が製造販売承認を取得した骨粗鬆症治療剤（活性型ビタミンD₃製剤）「エディロール^®錠 0.5µg/0.75µg」（一般名：エルデカルシトール。以下、エディロール錠）について、本日薬価基準収載され、東和薬品より販売を開始したことをお知らせいたします。

　エディロール錠は、中外製薬が製造販売元としての責任を担い、東和薬品が独占的に販売および情報提供活動を実施します。製造は中外製薬が実施し、東和薬品に供給します。なお、エディロール^®カプセル 0.5µg/0.75µg（以下、エディロールカプセル）の販売体制には変更なく、今後も中外製薬が販売および情報提供を実施します。東和薬品は、エディロールカプセルの後発医薬品（オーソライズド・ジェネリック品）を販売しています。

　エディロールは、中外製薬が創製した活性型ビタミンD₃誘導体であり、カルシウム代謝および骨代謝改善作用を有する薬剤です。日本では、エディロールカプセルを2011年4月より、骨粗鬆症を適応症として販売を開始しました。国内の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版」において、活性型ビタミンD₃製剤として骨密度上昇、椎体骨折抑制に関する有効性評価でAを獲得しています。

＜エディロール^®錠 0.5µg/0.75µgの概要＞

【参考情報】
骨粗鬆症治療剤「エディロール錠」の承認取得について
（2022年8月15日発表　中外製薬、東和薬品プレスリリース）
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20220815160000_1244.html
https://www.towayakuhin.co.jp/company/press/2022/08/post_225.php

中外製薬株式会社について
　中外製薬（本社：東京）は、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとする、研究開発型の製薬企業です。ロシュ・グループの重要なメンバーであるとともに、東京証券取引所プライム市場の上場企業として、自主独立経営の下、アンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧ください。

東和薬品株式会社について
　東和薬品（本社：大阪）は、患者さんの経済的負担や国の財政負担の軽減に貢献できるジェネリック医薬品の普及に向け、研究開発・製造・販売を行うジェネリック医薬品の総合メーカーです。医薬品に関わるすべての方にとって飲みやすく、扱いやすい付加価値製剤の研究開発にも注力しています。また「人々の健康に貢献します、こころの笑顔を大切にします」という企業理念を掲げ、健康関連産業における新規事業の創出にも取り組んでいます。詳しい情報はhttps://www.towayakuhin.co.jp/をご参照ください。