中外製薬のニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

2019年10月24日

2019年12月期第3四半期連結決算

  • 第2四半期に続き、売上・利益とも過去最高
  • 好調な業績を踏まえて、通期の業績予想を上方修正
  • 自社品サトラリズマブのグローバル申請をはじめ、研究開発も順調に進捗

 中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:小坂 達朗)は、本日2019年12月期第3四半期連結決算を発表いたしました。

 2019年12月期第3四半期の業績(Coreベース)は、第2四半期に続き、売上収益、営業利益および四半期利益のいずれも過去最高でした。血友病A治療薬ヘムライブラ®、がん免疫チェックポイント阻害剤テセントリク®をはじめとする新製品および主力品の貢献、輸出の好調等による製商品売上高の二桁増に加え、ヘムライブラの寄与によるロイヤルティ等収入及びその他の営業収入の大幅な増加により、売上収益は19.3%増加しました。加えて、自社品の売上拡大に伴う製品別売上構成比の変化等により製商品原価率が改善し、営業利益は65.6%増加しました。

 好調な業績を踏まえて、2019年12月期の通期の業績予想(Coreベース)を上方修正しました。主にがん領域における主力品・新製品、ヘムライブラをはじめとする国内製商品売上高およびロシュ向け輸出が期初予想に対し好調に推移していることに加え、ヘムライブラに関するロイヤルティ等収入やその他の一時金収入についても期初予想を大幅に上回って進捗していることを踏まえ、売上収益は当初予想から875億円増の6,800億円としています。また、製品別売上構成比の期初想定からの変化等による製商品原価率の改善等を織り込み、営業利益は同750億円増の2,180億円に見直しています。

 あわせて、期末配当金予想も見直し、金額を未定といたしました。収益構造が大きく変化している状況により、利益配分の基本方針*に従い、当期末後に決定いたします。

 研究開発活動も順調に進捗し、自社創製の抗IL-6レセプターリサイクリング抗体サトラリズマブについて、米国および欧州で承認申請を行いました。アクテムラ、ヘムライブラに続く成長ドライバーと位置付ける本プロジェクトは、国内でも年内の申請に向け準備を進めています。同じく自社創製プロジェクトでは、血友病Aを対象とするNXT007の開発に着手しました。このほか、テセントリクについて、進展型小細胞肺がんおよびPD-L1陽性トリプルネガティブ乳がんに対し、がん免疫チェックポイント阻害剤として初めて承認を取得し、適応拡大を果たしています。

 代表取締役社長 CEOの小坂 達朗は、「ヘムライブラ、テセントリク、パージェタをはじめとする新製品および主力品が予想を上回る成長を続けるとともに、将来の成長を担うサトラリズマブのグローバル申請を開始し、充実した第3四半期となりました。好業績を踏まえ、通期業績予想を見直しましたが、国内医療用医薬品市場はマイナス成長が続き、今後も厳しさを増すと予想されています。IBI 21の達成に向け、引き続き取り組んでいきます」と語っています。

*戦略的な投資資金需要や業績見通しを勘案したうえで、Core EPS対比平均して50%の配当性向を目処に、安定的な配当を行うことを目標とする。

[2019年12月期第3四半期実績]

(億円)2019年
第3四半期
2018年
第3四半期
前年同期比
連結損益(Core実績)
売上収益 5,089 4,264 +19.3%
製商品売上高 4,405 3,887 +13.3%
ロイヤルティ等収入及びその他の営業収入 684 377 +81.4%
営業利益 1,711 1,033 +65.6%
四半期利益 1,245 746 +66.9%
連結損益(IFRS実績)
売上収益 5,089 4,264 +19.3%
営業利益 1,609 979 +64.4%
四半期利益 1,174 709 +65.6%

[2019年12月期通期業績予想]

(億円)[新]業績予想
(10月24日公表)
[旧]業績予想
(1月31日公表)
対旧予想比対2018年通期
実績比
連結損益(Core)
売上収益 6,800 5,925 +875 +1,002、+17.3%
製商品売上高 5,860 5,280 +580 +582、+11.0%
ロイヤルティ等収入及び
その他の営業収入
940 645 +295 +421、+81.1%
売上原価 △2,650 △2,525 △125 △31、+1.2%
経費 △1,970 △1,970 0 △94、+5.0%
 研究開発費 △1,025 △1,020 △5 △83、+8.8%
営業利益 2,180 1,430 +750 +877、+67.3%

[配当予想]

[新]配当予想
(10月24日公表)
[旧]配当予想
(1月31日公表)
当期実績2018年通期実績
年間配当金
第2四半期末 48.00円 48.00円 31.00円
期末 未定 48.00円 55.00円
合計 未定 96.00円 86.00円

[研究開発活動の進展]

Core実績について  

 当社はIFRS移行を機に2013年よりCore実績を開示しております。Core実績とはIFRS実績に当社が非経常事項と捉える事項の調整を行ったものであり、ロシュが開示するCore実績の概念とも整合しております。当社ではCore実績を、社内の業績管理、社内外への経常的な収益性の推移の説明、並びに株主還元をはじめとする成果配分を行う際の指標として使用しております。

上記本文中に記載された製品名は、法律により保護されています。

以上

本件に関するお問い合わせ先: 中外製薬株式会社 広報IR部

  • 報道関係者の皆様
  • メディアリレーションズグループ
  • Tel:03-3273-0881
  • mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
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