中外製薬のニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

2018年10月31日

訴訟および仮処分命令申立ての取り下げについて

上場会社名 中外製薬株式会社
コード番号 4519(東証1部)
本社所在地 東京都中央区日本橋室町2-1-1
代表者 代表取締役社長 CEO 小坂 達朗
問い合せ先 責任者役職名 広報IR部長
氏名 内田 誠彦
電話番号 03(3273)0881

 当社は、第一三共株式会社もしくはファイザー株式会社に対する訴訟(各1件)および仮処分命令の申立て(各1件)を取り下げることといたしましたのでお知らせいたします。

 当社は、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「ハーセプチン®注射用60」および「ハーセプチン®注射用150」(以下、ハーセプチン®注射用)について、同製品のバイオ後続品の製造販売承認取得者である第一三共株式会社もしくはファイザー株式会社に対し、ロシュ・グループのジェネンテック社(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ビル・アンダーソン)が保有する用途特許の侵害を理由として、10月12日付で東京地方裁判所にバイオ後続品の製造販売等の差し止めを求める訴訟(各1件)を提起し、併せて仮処分命令の申立て(各1件)を行っておりました。

 ハーセプチン®注射用は、ジェネンテック社が創製した抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「トラスツズマブ(遺伝子組換え)」を有効成分とする抗悪性腫瘍剤で、国内ではHER2過剰発現が確認された乳癌、HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌に効能・効果が認められています。

 革新的な医薬品の提供を目指す当社にとって、研究開発の成果である製品や技術を保護する知的財産権は重要な資産であり、これを侵害する行為に対しては、当社は、法的措置を含め厳正に対処してまいります。

 なお、現時点で本件が当社業績に及ぼす影響はございません。

上記本文中に記載された販売名は、法律により保護されています。

以上

本件に関するお問い合わせ先:
中外製薬株式会社 広報IR部

  • 報道関係者の皆様
  • メディアリレーションズグループ
  • Tel:03-3273-0881
  • mailto: pr@chugai-pharm.co.jp
  • 投資家の皆様
  • インベスターリレーションズグループ
  • Tel:03-3273-0554
  • mailto: ir@chugai-pharm.co.jp
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