中外製薬株式会社（本社：東京、代表取締役社長 CEO：小坂 達朗）は、10月12日の世界関節炎デーに合わせ、英語吹替え版と中国語、韓国語、フランス語、スペイン語字幕に対応した関節リウマチの疾患啓発アニメを作成しましたので、お知らせいたします。

　関節リウマチは、主に30～50代の女性に多く発症する自己免疫疾患であり、患者数は日本で70万人、世界では2,300万人と推計されています^＊。関節・骨の破壊や手足の変形をきたし、生活に大きな影響を及ぼしうる疾患ですが、近年の治療の発展により、早期に専門機関を受診し適切な治療を行うことで、関節の腫れや痛みのない状態を維持し、家事や趣味などを続けることができる方が増えています。
＊リウマチ・アレルギー対策委員会報告（https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001nfao-att/2r9852000001nfdx.pdf）およびWHO Global Burden of Disease Report, (table 7, page 32) 2004, （http://www.who.int/healthinfo/global_burden_disease/GBD_report_2004update_full.pdf）

　中外製薬は、これまでに短編映像「母の口紅」（2016年カンヌライオンブロンズ受賞）や我那覇 美奈さんのミュージックビデオ「With A Wish」などを通じて、関節リウマチへの理解および早期治療の重要性を発信し続けてきました。

　今回は、「関節リウマチについて、患者さんやご家族のみならず、一般の方にも広く理解していただくことで、世界の医療と人々の健康に貢献したい」というコンセプトのもと、10～20代の若い世代も含め、幅広い世代に「早期発見」「早期治療」「リウマチ専門医の診療」の重要性を訴えるべく、日本文化の象徴でもあるアニメを活用した啓発動画を世界に向けて公開することにいたしました。

　キャラクターデザインおよび制作は「ヤッターマン」や「ハクション大魔王」など日本を代表するアニメを世界に広めた「タツノコプロ」。声の出演として、Twitterで100万人以上のフォロワーをもつ声優の竹達 彩奈さんや、関節リウマチ発症のご経験を持つお笑いタレントの大久保 佳代子さんに参加していただきました。

　中外製薬は、今後も世界の医療と人々の健康への貢献を目指し、患者さんやそのご家族ならびに医療従事者の皆様をはじめあらゆるステークホルダーの方々から信頼・評価いただける疾患啓発活動に取り組んでまいります。

以上

■関節リウマチ啓発アニメ概要

【タイトル】：関節リウマチ疾患啓発アニメ「メガネの魔法」（再生時間 6分55秒）

【公開場所】：
中外製薬コーポレートウェブサイト内　動画・広告ライブラリー
https://www.chugai-pharm.co.jp/profile/ad/index.html
YouTube中外製薬公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/chugaijp

【ストーリー】：島育ちで幼馴染のナナミとヒカル。2人は元気よく、楽しい日々を送っていた。しかしそんなある日、出来事が起こった。高校3年生の時、ナナミの母が手や指の違和感を訴えるようになったのだ。母を心配するナナミ。病院にもつれていくが症状は良くならない。原因不明の症状に困るナナミと母を助けようと、ヒカルは医者を目指す。医学部に入り、懸命に勉強したヒカルは、ナナミの母に対してリウマチ専門医への受診をするよう促していく。無事、リウマチ治療を始められた母に対して安堵するナナミ。ナナミを助けたヒカルの想いとは…。

【声の出演（キャスト）】