排水対策
研究所から排出される水の管理についてご説明します。地球環境に影響を及ぼさないよう、十分な配慮や対策を実施しています。
- 生活系排水は、公共下水道に放流しています。
- 実験系排水は、排水処理設備にて処理の上、下水道の放流基準以下として公共下水道へ放流しています。
- 廃棄薬品は専門の廃棄物処理委託会社による引き取りを実施しています。
- 省資源の観点から、雨水を植栽などへの水やりに有効利用しています。
生活系排水(飲用・手洗い・トイレ排水など)
一般住宅と同様に、公共下水道に放流しています。

雨水排水
敷地内の雨水は、そのまま道路や公共下水道に流しません。雨水抑制槽に集め、公共下水道配管があふれないように、少しずつ流しています。また雨水の一部は再生し、トイレ水、植栽用水に有効活用しています。

実験系排水
- 実験で使用する薬品の廃棄薬品、廃液、二次洗浄水については排水に流さず、専用タンクで回収。許可を有する産業廃棄物処理会社による引取りを実施、処分しています。
- 実験室からの排水は、手洗いや器具洗浄水であり、建物内の排水処理施設へ送り、公共下水道基準で決められた値以下となるように処理した後に、公共下水道へ放流しています。
- RI実験室排水は、専用の処理設備を設置しております。
- 生活系排水を除いて、排水処理する前の配管は、地中埋設は行わず、露出配管とすることで状態を確認できる構造となっております。
