2023年05月10日

藤枝工場の製造施設が国際製薬技術協会による「2023 Facility of the Year Awards」を受賞

中外製薬グループはこの度、国際製薬技術協会(ISPE:International Society for Pharmaceutical Engineering)が実施するアワードのInnovation部門において「2023 Facility of the Year Awards(年間優秀施設賞)」を受賞いたしました。

今回選出された施設は、当社のグループ会社である中外製薬工業株式会社の藤枝工場に新設した低・中分子医薬品の合成原薬製造棟“FJ2”です。
高薬理活性物質を安全に取り扱う世界最高レベルの封じ込め技術、環境対応、安全性、建築における協力会社様を含めたチームワークおよび、低分子医薬品と中分子医薬品を一つの設備内で柔軟に製造できる革新的な施設であること等が評価され、受賞にいたりました。

 

ISPEおよびFOYAについて
ISPE(International Society for Pharmaceutical Engineering)は1980年に米国で設立され、世界90カ国からヘルスケア製品の製造に関する専門技術者、規制当局、大学・研究機関・学生等が参加する非営利団体です。FOYA (Facility of the Year Awards)は同団体が毎年実施しているアワードであり、“Innovation” “Operations” “Supply Chain” “Pharma 4.0” “Social Impact”の5部門において、製薬およびバイオの製造業界におけるイノベーションや創造性に対して表彰が行われます。詳細はhttps://ispe.org/facility-year-awardsをご覧ください。

FJ2について
当社のグループ会社である中外製薬工業株式会社 藤枝工場(静岡県藤枝市)内の低・中分子医薬品の合成原薬製造棟です。FJ2は2019年11月に建設を開始し、2022年8月に竣工、同年12月より稼働しています。主に開発初期の治験原薬製造を担い、当社が注力する中分子医薬品の開発加速に寄与する施設です。

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