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CROSSTALK

若手社員座談会

中外製薬は、「人財こそが最大の資産」ととらえており、人財マネジメントを重要な経営テーマに据えています。そのような考えのもと、若手社員にも積極的に責任ある仕事を任せ、能力を最大限発揮できるような環境を整備しています。
ここでご紹介するのは、入社2年目の社員6名。
中外製薬を志望した理由や、入社後に感じたギャップ、新人時代の失敗談や仕事のやりがい、そして将来の目標まで、就活生のみなさんとも歳の近い若手社員たちのリアルな声をお届けします。

  • 川地 隆太

    Ryuta Kawaji

    プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット
    薬事部
    2019年入社 

    薬事職で入社。新薬の承認申請のために当局に提出する電子ファイル資料の作成業務を主に担当。また、ファイル作成に必要なソフトウェアなどのツールの管理も手掛けている。

  • 毛尾 仁美

    Hitomi Keo

    プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット
    薬事部
    2019年入社

    薬事職で入社。川地と同じく、承認申請に必要な電子ファイル資料の編集作成を担当し、その業務を行う基盤となる新システム導入などにも携わっている。

  • 住田 丈典

    Takenori Sumida

    信頼性保証ユニット
    薬制管理部
    2019年入社

    信頼性保証職で入社。GMP(医薬品を製造する上で遵守しなければならない品質管理基準)に工場が適合していることを示すため、当局への申請業務と照会対応を担当している。

  • 渡邊 梨華子

    Rikako Watanabe

    信頼性保証ユニット
    品質保証部
    2019年入社

    信頼性保証職で入社。市場に出ている医薬品の品質調査対応及びその情報に基づく品質改善活動により製品の信頼性を保証する業務を担当。

  • 宇都 雅人

    Masato Uto

    営業本部
    MR
    2019年入社

    MR職で入社。都内のエリア担当MRとして、開業医から市中病院までさまざまな医療機関を担当。

  • 江草 栞里

    Shiori Egusa

    営業本部
    MR
    2019年入社

    MR職で入社。神奈川県内のエリア担当MRとして、抗がん剤をはじめとした中外製薬の製品情報提供に従事。

パイプラインの豊富さが中外の魅力。
珍しい職種を募集していることにも惹かれた。

宇都みんなは就活中、どうして中外製薬を志望しましたか?

江草就活って、まず「自分が何をやりたいのか」っていう軸を考えますよね。私はそれが「人の健康に携わる」ことでした。やっぱり人が生きていくうえで「健康」がいちばん大事。それで医薬品を扱うMRという仕事に興味を持ったのですが、なかでも中外製薬はいい製品を多く抱えていてパイプライン(新薬候補)も豊富だと聞き、それだけ患者さんのお役に立てると思って志望しました。

川地パイプラインが豊富なのは僕も魅力に感じました。僕は開発職を志望し、なかでも新薬承認を当局と折衝していくプロセスが面白そうだと思って薬事職を選びました。中外製薬はロシュ社から導入している品目もたくさんあるし、いろんな種類の新薬の承認申請を経験できると思ったんです。

毛尾私は薬学部出身なのですが、病院での薬局実習で、新薬を待ち望む患者さんがたくさんいらっしゃることを身をもって感じました。そんな経験から、新薬の承認申請を通して患者さんに安全、安心な薬を届ける事という職種に興味を持って中外製薬を志望したんです。説明会の時、薬事職というのは新薬承認に向けていろんな部署をつないでいく、オーケストラの指揮者のようなポジションだよという話を伺い、やりがいがありそうだと思いました。

渡邊私も毛尾さんと同じく薬学部の出身です。まわりは病院薬剤師を目指す人が多かったのですが、私は「より多くの人と関わって仕事がしたい」と製薬企業を考えていました。そして就活中、いろいろと調べているうちに出会ったのが中外製薬の信頼性保証職でした。薬の品質を保証し、患者さんに長く使っていただけるようにする仕事にとても意義を感じて応募しました。

住田僕も信頼性保証職で入社したのですが、この職種を募集している製薬企業はほとんどなく、珍しさを感じたのを覚えています。最初はどんな仕事なのかイメージできなかったのですが、説明会でユニット長が「信頼性保証職は、安全な薬を患者さんに届けるための最後の砦の役割を担っていて、サッカーでいうとゴールキーパーのようなポジションなんだよ」とおっしゃっていて、なるほど、これは自分に向いているかもしれないなと思いました。新卒から、専門性の高い職種の門戸が開かれていることも、若手への期待の表れなのかもしれませんね。

個人を尊重しながら、イノベーションにとことんこだわる。
それが中外。

宇都中外製薬の面接でよく覚えているのは、お会いした社員の方々が「イノベーション」という言葉を頻繁に口にしていたこと。“自分たちにしかできないことをやりたい”という気持ちが伝わってきて、そこにも大きな魅力を感じました。

住田イノベーションの追求と聞くと、なんだかドライで競争が激しいイメージがあり、自分には向いていないかもと思っていたのですが、実はとても真面目で温かい人が多く、ここなら自分でもやっていけると思いました。

江草そう、真面目で誠実な人が多いですよね。私も性格的に全然派手じゃなくて、どちらかというと地道にコツコツ努力したいタイプなのですが、それが中外っぽいと言われました(笑)。

渡邊面接の雰囲気もとてもフランクでしたね。私は面接中、答えに詰まって頭が真っ白になってしまったことがあったのですが、面接官の方がその場を和ませてくれて、それ以降は自分の素のままで話すことができました。

毛尾私も同じような経験をしました。質問に対して言葉に詰まってしまった時、面接官が「全然気にしなくていいよ。事前に覚えてきたことをスラスラ話せる人を求めているわけじゃないから」と。そのやりとりはとても印象に残っています。

川地中外製薬は、企業としてやるべきことに対するアクションが迅速なのも印象的です。新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた時、いち早く社員全員にマスクや除菌スプレーなどの感染予防セットが配られた時にはさすがだなと思いました。

毛尾コロナ禍で社会が混乱していた時、役員の方々がオンライン対談イベントで「以前と同じように中外の薬を患者さんに届けていくためには」をテーマに議論されていたことがありました。
こんな状況下でも患者さんのために自分たちのやるべきことを考える姿勢や、社員が従来と変わらず働ける環境を担保するための施策を検討・実行するスピード感は中外らしいと感じました。

大きい裁量と責任は信頼の証。
想像よりも奥が深くて面白い。

江草MRに憧れて中外製薬に入社したものの、私は文系出身なので本当にMRが務まるかどうか、最初はかなり不安でした。でも入社後にしっかりと教育を受けることができ、いまは医師の方々に一生懸命向き合う毎日。先生方や患者さんからすれば、私が新人だろうが関係ない。勉強するのは大変ですが、先生から質問されてきちんと答えられたら「よし!また頑張るぞ」とモチベーションが上がります。

宇都僕もMRですけど、働き方がとても柔軟なことに驚きました。オフィスに出社せずにお客様のもとに直行直帰するのが許されていて、担当エリアの医療機関は個々人に任されるので、1年目から自分の判断で行動できる。働き方を個人の裁量で決められる分、会社からの信頼を感じますし、与えられた仕事はもちろん、それ以上のことをこなしていこうという意識が芽生えます。

江草そして、分からないことや困ったことがあれば、上司や先輩に相談するとすぐサポートしてくれますよね。みなさん本当に優しい。

渡邊私が手がける信頼性保証の業務も、医薬品の品質に関するいろんな知識が求められるのですが、OJTコーチ(新人の教育係)の方はもちろん、チームの先輩方が私のためにわざわざ時間を割いて指導してくださって、とても感謝しています。

住田業務内容に対するギャップでいうと、入社前は、信頼性保証の仕事は決められたルールに則って医薬品の製造工程や品質の管理をすることが中心だと思っていたんですね。でも実は違っていて、それが意外でした。ルールに細かく書かれていない部分もあり、この作り方は規制に適合するのかどうかなど、自分で判断しなければならないことも多い。最初は戸惑いましたが、先輩にどんどん聞くうちに自分なりの判断基準が見えてきました。決まった答えがないことが、逆にやりがいがあって面白く感じています。

川地僕もちょっとギャップを感じましたね。薬事という仕事は、新薬の承認申請のスケジュールを立て、関係部署と連携しながらゴールを目指していくのが通常の役割なのですが、僕が担当することになったのは申請資料をデジタルで作成する業務。IT寄りの仕事が多いので分からないことだらけでしたが、それはそれで新しい世界に触れることができてよかったと思っています。

人に期待する会社だからこそ、
若手のうちから任せてもらえる。

毛尾中外製薬は本当に若いうちからチャンスを与える会社ですよね。私も1年目から新薬の承認申請資料の作成を任されましたし、それが当局に受理されたと聞いた時、「自分の仕事が新薬の申請につながったんだ」と実感できてうれしかったです。

渡邊私も1年目の終わりに、同業他社と薬の品質に関する情報を共有する会議に参加し、そこで私が自社の取り組みを発表する機会を与えられました。上司のサポートを受けて資料を作成し、緊張しながらのプレゼンでしたが、本当にいい経験ができたと思っています。

川地私は2年目に入って、薬事のチーム内で取り組んでいる業務改善タスクのリーダーを任されました。チームの中での自分の影響力が少しずつ大きくなっているのが楽しいですね。

住田少し話は逸れますが、僕はこの前、来日していたロシュ社の偉い方々と一緒に会食する機会がありました。当初出席する予定だった上司に急きょ仕事が入ってしまったため、私が代役に選ばれたんです。

宇都へぇ~、すごい!どんな話をしたんですか?

住田もちろん真面目な話もしましたが、「スイスにおけるチーズフォンデュは日本での味噌汁のようなもので、家庭によって味が異なる」というネタで盛り上がりました(笑)
貴重な機会を与えていただいたことは嬉しかったけど、英語はもっと勉強しなきゃなぁと痛感しましたね。グローバルを感じたいい経験でした。

江草私はMRとして、担当している医師の方々にご紹介した薬を採用いただき、「あの薬は効いたよ。患者さんも喜んでいるよ」という言葉をいただいた時に嬉しさと、責任の重さを感じました。

宇都そうした経験が1年目から味わえるのは、きっと中外製薬ならではだと思います。新人MRでもエリア担当として、様々な規模の医療機関を担当させてもらえるので成長できるのだと思います。いい意味で新人扱いされていない感じですね。

志すキャリアは人それぞれ。
患者さんへの想いは一緒。

江草中外製薬には、自分の大切な人にも勧めたい薬がたくさんあります。これからさらにキャリアを積んで、様々な病院や先生と関わり、より多くの患者さんに中外の薬を届けられるようなMRになりたいです。

宇都僕はMRを経験した後は、せっかくチャレンジできる環境に身を置いているのだから、本社でのマーケティングなどいろんな仕事に挑戦してみたいと思っていますね。

川地僕はこれから薬事を究めて、ロシュ社の担当者と対等に渡り合えるような人財になりたいです。チャンスがあれば、ロシュ社の本社があるスイスにも赴任してみたいと考えています。

渡邊海外の方々と一緒に仕事ができる力は私ももっと磨いていきたいですね。あとは、私の仕事の先にいる患者さんの存在をいつも強く意識して、信頼性保証の使命を果たしていきたいと思っています。

住田中外製薬はこれからもヘルスケア領域の新分野に進出していくと思いますが、挑戦にはリスクがつきものです。僕は規制対応が専門なので、規制の側面からイノベーションを後押しできる人財になることが目標です。

※本記事の内容、および配属先・所属名称は取材当時のものです。

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